ゲイ占い師 豫 空潤です。
同棲する日本人ゲイ男性Tommyが仕事で不在の午後、ひとりで家に居ると、玄関チャイムが鳴りました。
応答すると、
「隣の〇〇です」
マンションの隣室に一家で住んでらっしゃる奥さんでした。
ドアを開けると、
隣の奥さん「借りた畑で育てた枝豆が穫れ過ぎて……よかったら……」
僕「ありがとうございます。畑で育てたなんて、すごいですね。いただきます」
↑いただいた枝豆。根っこまでついている、畑から抜いたばかりの新鮮な枝豆。
このところのTommyの帰宅は深夜近い。食べるのは翌日以後。保存方法を調べたら「洗って、生で冷凍するのが1番」というので、その通りにして冷凍室へ。
↑枝・根・葉を取り除き、洗ってジップロックに入れて、冷凍室へ。
翌日、Tommyは仕事が休み。
僕「枝豆を塩茹でしよう」
Tommy「いや、ずんだ餅にしよう」
僕「え? 新鮮な状態でいただいたんだから、あまり加工しない方が……」
Tommy「明日、彼岸の墓参りに行くよね? いつものオハギに、ずんだ餅も取り入れよう」
僕「……」
Tommy「さあ、作るよ」
Tommyは、もち米とうるち米を混ぜて炊き、4種のオハギ作りに取り掛かりました。僕も少し手伝いました。
↑茹でた枝豆を潰して「ずんだ」を作るTommy。
↑Tommyが作った4種のオハギ。左上が粒あん。右上が黄な粉。右下が黒ゴマ。左下がずんだ。(黄な粉と黒ゴマとずんだには、中に粒あんを入れました)
↑奥の2段の重箱が墓参り用。手前の2皿が自宅神棚と仏壇お供え用。
翌日、(たまたま連休の)Tommyと僕は、都下にある僕の両親のお墓に行きました。
↑お供えの4種のオハギは、スペースの関係で両端に載せました。上の方にお供えしたペットボトルは烏龍茶。
我が家からお墓まで片道2時間。お墓を掃除したり、お経を唱えたりすると、往復4時間半かかるのですが、
Tommy「4時間20分ぐらいで帰って来れたね。往復の電車もバスも、ほとんど待たずに乗れた」
僕「暑からず寒からずで、雨も降らなかった。ラッキーだったね」
Tommy「先月のお盆の時は、暑かったけど、やっぱり、行きも帰りも電車バスともに待たずに乗れた」
僕「僕の両親が寂しがってて、僕たちに『早く来て』って言っているんだよ」
Tommy「もしかして、手作りのお供えが早く食べたいって……ご両親が言ってる?」
僕「え? あ? でも、死んだ母もそうだけど、僕が3歳の時に病死した父は、酒もタバコもやらなかった……っていうから、きっと甘党だったね」
Tommy「ようし、これからも手作りするぞ」
僕「時間がない時は、買ってもいいと思うけど……百円ショップでも売ってるし……」
Tommy「手作りの方が心がこもっているでしょ? お供えに1番大事なのは『心』でしょ?」
僕「その通りでございます。万が一の場合を言っただけです。手作りに反対しているわけではございません」
Tommy「わかれば、よろしい」
さて、今日の観音オラクルカードです。
↑「34 アマリリスリュート」
四方八方に大輪の花を咲かせるアマリリスのように、弦楽器のリュートが高らかに鳴っています。
あなたは、1段高い次元に昇れたのです。
もう、あなたは清らかな魂を汚すことはありません。
あとは、その清らかさを周囲に伝え、広めるだけです。
それが、観音様の思し召しであり、あなたの天命なのです。
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