ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のメール相談です。

ユウスケさん(仮名・30代前半・地方在住)です。ユウスケさんのプライバシー保護の為、多少変更して書きます。

 

ユウスケ「結婚が決まったんですが……」

 

僕「おめでとうございます」

 

ユウスケ「でも……迷ってます」

 

僕「ゲイ占い師に相談してくるってことは……もしかして、ユウスケさんは、ゲイとかバイセクシャルとか?」

 

ユウスケ「ゲイではないし、バイセクシャルとも違うと、自分では思っていますが……女装のお店には、時々行きます」

 

僕「ユウスケさん自身が女装するんですね?」

 

ユウスケ「「はい。します」

 

僕「いつからですか?」

 

ユウスケ「幼稚園の頃、母親の化粧品でいたずらしてましたが……親に『男の子はそんなことするな』って言われて、やめました」

 

僕「よくあるケースですね」

 

ユウスケ「それからは、普通に男の子でした。水泳・サッカー・少年野球など、運動も嫌いじゃなかったし……特に女の子になりたいとは思いませんでした」

 

僕「中学・高校の思春期はどうでしたか?」

 

ユウスケ「女の子が好きでした。特に、セーラー服の子が、普段着の時より、ずっと魅力的でした」

 

僕「初女装体験は?」

 

ユウスケ「大学の学園祭で、サークルみんなで女装しようってなって……」

 

僕「してみて、どうでしたか?」

 

ユウスケ「ドキドキしました。ストッキングを丸めて胸に詰めたら、友達が触ってくるんです。その行為に興奮しました。自分の胸が触れられてる訳でもないのに……変ですよね」

 

僕「ユウスケさんの反応に、誰か、何か言いませんでしたか?」

 

ユウスケ「言われました。ミニスカートをスカートめくりされたら……勃起してしまって……その場にいたみんなにからかわれました」

 

僕「なんて言われたんですか?」

 

ユウスケ「変態とか、オカマのユウコとか……」

 

僕「ずっと言われ続けたんですか?」

 

ユウスケ「いえ、学園祭の間だけです。でも、不要になった女装用の服とか化粧品とかウィッグとか、みんな僕に押し付けてきて……」

 

僕「女装用品を、ユウスケさんが引き取ったんですね? 持ってると、使いたくなりませんか?」

 

ユウスケ「なりました。大学の途中から独り暮らししたんですが、それからは、日曜とか……」

 

僕「自宅内での、誰にも見られない女装ですよね?」

 

ユウスケ「最初は、そうでした。でも、卒業前、就職を機に、女装用品を処分しようと思って、最後の機会だからと、公衆トイレで着替えて、女装で外を歩きました」

 

僕「どうでしたか?」

 

ユウスケ「すごいドキドキしましたけど……意外にも周りは無反応で……」

 

僕「じろじろ見られないってことは、女性に見えたんですね?」

 

ユウスケ「たぶん……」

 

僕「女性に見られると、病みつきになりませんか?」

 

ユウスケ「なりました。月2回ぐらい、女装で外出するようになりました。レディースの服も買い足して……」

 

僕「社会人やりながら、休日に女装したんですね」

 

ユウスケ「仕事してると、ストレスで参っちゃうんです……女装でもしないと、やってられないって気分なんです」

 

僕「女装外出して、どこへ行くんですか?」

 

ユウスケ「地元で、女装のママがやっているバーというかスナックがあって、そこが行きやすくて……」

 

僕「女装バーですか?」

 

ユウスケ「いえ、女装はママだけで、お客は、普通の男性女性が大半です。僕みたいな女装者も来ますが、常連は数人程度です」

 

僕「居場所ができると、いいですね。その店で、何かいいことありましたか?」

 

ユウスケ「いいことかどうかわかりませんが、僕の隣に来て、触ってくるおじさんがいて……」

 

僕「女装してると、触ってくるんですね?」

 

ユウスケ「そうなんです。僕が『女の子じゃないですよ』って言っても、『わかってるよ。手術してないんだね?』って」

 

僕「それで?」

 

ユウスケ「ママが、『ここはおさわりバーじゃないのよ』って注意したら、おじさんが『じゃ、ホテル行こう』って……」

 

僕「ユウスケさん、おじさんについて、ホテル行ったんですか?」

 

ユウスケ「僕は、基本的に男性に興味ないんです。そのおじさんにもまったく何も感じませんでした。でも、強引に誘われると……」

 

僕「……男は好きじゃないけど……男に誘われる自分は好き……?」

 

ユウスケ「好き……というか、興奮するんです。強引にされるほど、自分が魅力的な女になったみたいで……勘違いですよね?」

 

僕「で、おじさんとホテルで……どうでした?」

 

ユウスケ「そのおじさん、脂ぎっていて、好色そうなんですが……行為は淡泊で、すぐに終わって……おじさん、ホテルのWベッドでグースカ寝ちゃったんです」

 

僕「おじさん、酔っていたんですね? で、ユウスケさんは?」

 

ユウスケ「僕は、シャワーで化粧落として、男に戻って帰りました。自宅の方がぐっすり眠れますから」

 

僕「ちょっとがっかりしましたか?」

 

ユウスケ「限界を感じました」

 

僕「限界って?」

 

ユウスケ「化粧して、ウィッグかぶって、レディース着ても、ベッドで脱がされたら、男の体ですよね? そのおじさん、バイセクシャルなんですよ。だから、未手術で男の体の僕を抱いたんです。でも、僕としては……同性愛者ではないので」

 

僕「女性として抱かれるならいいが、男として抱かれるのは、ちょっと違う?」

 

ユウスケ「そうなんです。それで、彼女をつくることにしたんです」

 

僕「彼女がいても、女装はやめられない……?」

 

ユウスケ「ですね。彼女は好きだし、女性とのセックスの方がシックリきます。でも……女装は、また別なんですよね」

 

僕「女装のお店でアプローチされても、もうホテル付いていかない?」

 

ユウスケ「……いえ、だいたい、付いていっちゃいます。男性に興味ないので、逆に選り好みしないんです」

 

僕「彼氏になる男性はいましたか?」

 

ユウスケ「いませんでした。僕に女を求める男の人は、ベッドで、ちょっとシラけるんですよね。僕は胸もないし、女性ホルモンやってないから、裸になると男そのものなので……」

 

僕「逆に、『身体は男でいいよ』っていう男性だと……ユウスケさんがシラける?」

 

ユウスケ「そうなんですよ。男同士になっちゃうと、僕は冷めます」

 

僕「難しいですね」

 

ユウスケ「それで、僕のパートナーはやっぱり女性だと確信して、結婚することにしたんです」

 

僕「でも、迷いがある? 彼女には女装のことは言ってないんですね?」

 

ユウスケ「はい、言えません。で、溜めこんでいる女装用品を処分しないと、結婚というか、同居できないんですが……」

 

僕「捨てられないんですね?」

 

ユウスケ「豫先生、預かってもらえませんか? 住所教えていただけたら、宅配便で送ります。1年か2年ぐらい……」

 

僕「え? うちで預かる? 困ります。僕もTommyも女装しませんし、うちは狭くて、置く場所ありません」

 

ユウスケ「ですよね。すみません。ただの思い付きです。捨てるしかないですよね?」

 

僕「惜しいんですね?」

 

ユウスケ「金額もですが……女装行為をやめてしまうのは……まさに断腸の思いなんです」

 

僕「でも、女装よりも結婚を選んだんですね?」

 

ユウスケ「今はいいんですが、年を取ると、ミニスカートが似合わなくなる……男性からも誘われなくなる……女装姿は、年齢が増すと、衰える一方ですよね?」

 

僕「お年を召しても、女装している方もいますけどね」

 

ユウスケ「セクシーさは、だんだんと失われますよね? そうなったら、やっぱり家族がいる方が……って考えたんです」

 

僕「結婚する彼女は、愛しているんですよね?」

 

ユウスケ「はい、そうです。偽装結婚とかではありません」

 

僕「彼女に女装を打ち明けて、理解してもらうっていうのは……?」

 

ユウスケ「彼女、女装タレントは嫌いじゃないみたいです。でも、先日、テレビで女装タレント見ていて、『いやだ、キモイ』って笑っているのを聞いて……」

 

僕「『キモイ』って言ったんですか? ちょっと厳しいですね」

 

ユウスケ「占ってもらえますか?」

 

僕「結婚すべきか? 結婚をとりやめるべきか? ですね。彼女のフルネームと生年月日を教えてください」

 

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僕「結果が出ました」

 

『結婚した方がいい』に出たカード↓

↑「カップの10」正位置。

結婚生活はうまくいくでしょう。お子さんにも恵まれます。

 

↑「剣の7」正位置。

ちょっと「ずるいこと」をしてしまいがちです。しないようにしましょう。

 

『結婚しない方がいい』に出たカード↓

↑「ハングマン」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。

1人で忍耐の日々です。苦労は報われません。

 

↑「愚者」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。

あてのない暮らしが続くでしょう。先の見通しがありません。

 

ユウスケ「結婚した方がいいってことですか?」

 

僕「まあ、そうですが、現状カードとアドバイスカードもあります」

 

現状カード↓

↑「悪魔」正位置。

「同性愛」を表すカードですが、この場合は「女装」でしょう。正位置ですから、「やめられない」ということです。

 

アドバイスカード↓

↑「月」正位置。

悩みや葛藤は続きます。それらを抱えて、生きて行くことになるでしょう。

 

ユウスケ「結婚した方がいいが、女装は続けていいってことですか?」

 

僕「続けていいっていうより、やめられないでしょう?」

 

ユウスケ「そうかもしれません。でも、彼女には……なんて?」

 

僕「カードを見る限り、家庭は円満になります。奥さんになる人を愛しましょう。嘘や隠し事は、できるだけしないようにしましょう」

 

ユウスケ「彼女に女装のことを言ってもいいんでしょうか?」

 

僕「ここからは、僕個人の判断ですが、女装用品は、最小限だけ残して、処分する。女装の回数も極力減らす。同居後、女装用品が見つかったら、学園祭で押し付けられたものだと話す。まあ、嘘ではないですから」

 

ユウスケ「女装は、どれぐらいの期間、我慢すればいいのでしょうか?」

 

僕「夫婦関係が落ち着くまではしない方がいいでしょう。あと、期間よりも、女装行為の中身が問題ですよ」

 

ユウスケ「というと?」

 

僕「たとえば、自宅内で、誰にも見られずに女装して楽しむ……これだけなら、理解してくれる女性は結構いるでしょう」

 

ユウスケ「ですね」

 

僕「問題は、女装して外に出る場合です。地味にして、ちょっと老け気味の装いで、『おばさん』になれば、あまり注目を浴びませんから……」

 

ユウスケ「でも、『おばさん女装』では、女装の意味がありません」

 

僕「そうなんですね? 1番いけないのは、女装して、男性とセックスすることです。これは明らかな浮気です。男に興味ないって言って、抱かれてるなら浮気です。容認する女性は、まずいないでしょう」

 

ユウスケ「わかりました。男に誘われても、付いていきません。で、彼女に女装を告白するタイミングは?」

 

僕「それは……カードには現れてませんが、きっとやってきます」

 

ユウスケ「たとえば?」

 

僕「女装用品が見つかった時とか……」

 

ユウスケ「学園祭で使ったって言えばいいんですよね?」

 

僕「でも、『もう要らないでしょ? 捨てよう?』って彼女は言いますよね。その時がチャンスですよ」

 

ユウスケ「着てみたいんだって、告白するんですか?」

 

僕「それで、反応を見たらどうですか? その段階で拒否反応するのなら、その先には進めませんが……」

 

ユウスケ「おもしろがってくれたら、先に進める……」

 

僕「女性用の下着も持ってますよね? 下着泥棒してないって、きちんと言った方がいいですよ」

 

ユウスケ「はい」

 

僕「下着泥棒とか、痴漢行為とか、男性が考える以上に、女性は嫌悪しますから」

 

ユウスケ「わかりました」

 

僕「いずれにしても、結婚するなら、彼女だけを愛すること。隠し事はできるだけしない。彼女の話を聞き、お互いの思いを共有して、結婚してよかったって、彼女に思ってもらえることですよ。そうなったら、彼女も、ある程度の女装を許すかもしれない……」

 

ユウスケ「はい、結婚と女装の両立を目指します」

 

僕「がんばってください」

 

さて、今日の観音オラクルカードです。

↑「激しいフルートの音」

観音様がフルートを吹き鳴らしています。

あなたに気づいて欲しいのです。

 

あなたは、もっと深い洞察力があるはずです。

もっといい選択ができるはずです。

 

周囲のアレコレに惑わされてはいけません。

本当に大事なものを見極めましょう。

 

あなたはそれができる人です。

だから、観音様はフルートを吹いて、気づかせようとしているのです。