ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前の鑑定です。ヒロミツさん(仮名・40代前半ゲイ男性・東京在住)です。ヒロミツさんのプライバシー保護の為、多少変更しています。
ヒロミツ「同棲して3か月のアツシ(仮名・30代前半ゲイ男性)のことなんです」
僕「同棲し始めると、知らなかった面がわかりますよね。アツシさんの意外な面を知ったんですか?」
ヒロミツ「ゲイバーで知り合って、顔と体型が好みで、僕が告白して付き合い、僕が提案して、一緒に住み始めたんですが……」
僕「お付き合いや同棲を受け入れたってことは、アツシさんもヒロミツさんを好きなんですよね?」
ヒロミツ「でも、アツシはそうは言わないんです。僕が『好きだよ』と言っても、『わかった』としか言いません」
僕「『僕も好きだよ』とは言ってくれないんですね」
ヒロミツ「まあ、でも、いいかと思ってました。僕は40過ぎてるし、イケメンでもなんでもない。アツシは若くてモテますから。一緒に暮らしてるだけでいいかなって考えてました」
僕「でも、だんだん納得できなくなったんですか?」
ヒロミツ「アツシが他のゲイ友とご飯食べたり、飲んだりするんです。それ自体はいいんですが、そのまま外泊するんです」
僕「アツシさんは、ゲイの友人とセックスしているんでしょうか?」
ヒロミツ「そこ問い詰めると、否定しないんです。『まあね』って答えるんです」
僕「アツシさん、開き直るんですか?」
ヒロミツ「そもそも、束縛されたくないって言うんです」
僕「ヒロミツさんは、それで納得できるんですか?」
ヒロミツ「できません。で、『もう、浮気しないでくれ』って言うと、『わかった』って答えるから、許したんです。でも、謝らないし……」
僕「謝ってこないと、反省しているかどうか、わからないですよね」
ヒロミツ「もともと、謝らない奴なんです。責め続けると、逆ギレするので、いつも、僕が途中であきらめるんです」
僕「……」
ヒロミツ「やっぱり、僕がアツシを甘やかしてますよね?」
僕「そう思えますね」
ヒロミツ「30過ぎた、いい大人なのに、子どもみたいなところがあるんですよ、アツシは」
僕「そこがかわいいんですか?」
ヒロミツ「そう思ったこともありました。だんだんと成長して、大人になるだろうって期待したんですが……」
僕「30代で、自然と改善されていくって……難しいかもしれません」
ヒロミツ「ですよね? 僕がチヤホヤしちゃっているので……」
僕「アツシさんは、ヒロミツさんにだけ、甘えているのですか? それなら、まだいいかもしれませんが」
ヒロミツ「どうでしょうか? 共通の友人知人が何人かいるんですが、みんなアツシのこと、よく言わないんですよ。顔はかわいいけど、性格かわいくないよね……とか」
僕「そうなんですね」
ヒロミツ「だから、さっきの外泊して浮気したゲイ友……僕も知っている人なんですが……」
僕「え? アツシさんは、ヒロミツさんの友人と浮気したんですか? 嫌じゃないですか?」
ヒロミツ「だから、その後、そのゲイ友と僕は気まずくなって疎遠になりました。でも、ある時、偶然、同席になったことがあって……そのゲイ友が『アツシと同棲するなんて……俺にはできないな』って言うんです」
僕「どういう意味ですか?」
ヒロミツ「その外泊・浮気以後、アツシとそのゲイ友も、疎遠になったんです。セックスしてお泊りした際に、アツシが自己中で我がままなことを言ったらしいんです」
僕「アツシさんと浮気相手のゲイ友が離れたことは、よかったんでしょうが……」
ヒロミツ「若くて、かわいい男の子をゲットしたつもりだったんですが……性格がひどくて……とんでもない奴を引き受けてしまったんでしょうか?」
僕「そこを占いますか?」
ヒロミツ「お願いします」
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ヒロミツさんとアツシさんの相性は、まあまあです。
運命の相手とまでは言えませんが、相性が悪いというわけでもありません。
2人の恋愛関係をタロット占いしてみると、
↑「剣の8」正位置。
目隠しされ、縛られた女性が、剣に囲まれています。
囚われてしまい、どっちに進めばいいか、わからなくなっています。
↑「ワンドの10」リバース(逆さま)
10本の棒をやっとのことで運んでいます。
リバース(逆さま)ですから、最後まで持ちこたえることができません。
放り出すことになるでしょう。
↑「カップの2」正位置。
恋愛関係というよりも、よき友となるでしょう。
ヒロミツ「別れた方がいいのですか? 続けた方がいいのですか?」
僕「恋人としての関係は、いずれ破綻します。が、友人として、ヒロミツさんはアツシさんにとって、必要な存在でしょう」
ヒロミツ「同棲は?」
僕「ルームメイトとして割り切れるなら、続けられますが……」
ヒロミツ「ルームメイトということは……お互いに勝手に恋愛する?」
僕「そういうことですね」
ヒロミツ「アツシは、すぐに他の相手ができるでしょうが、僕はすぐに見つかる自信がありません」
僕「そもそも、そういう負い目というか、平等ではない関係がよくないと思いますよ」
ヒロミツ「でも、実際にアプリ等に写真を載せると、アツシはすぐに何人も連絡が来て、僕の方はさっぱり来ないと思うのです」
僕「第1印象はそうかもしれません。が、恋愛したり、同棲したりすれば、内面的なことも大きく影響しますよね」
ヒロミツ「アツシみたいな子とやっていけるのは僕しかいない……とも思っています」
僕「使命感や責任感による恋愛関係は、長続きするでしょうか? ヒロミツさんの努力や忍耐に対して、アツシさんが感謝しているでしょうか?」
ヒロミツ「言葉や態度に出さないが、アツシは感謝しているかもしれない……という考えは甘いでしょうか?」
僕「カードには、そう出てますね。少し距離を取り、対等な友人関係の方がうまくいきます」
ヒロミツ「……そうなんですね」
僕「ほとんどの人は、外見から好きになるのでしょうが、一緒に暮らすと、内面が大事ですよ」
ヒロミツ「……わかります」
僕「完璧な人はいませんが、相手の欠点を許せないと、同棲は難しいでしょう。誰しもミスや失敗をしますから、謝って、反省してるのを見せるのは大事だと思いますよ」
ヒロミツ「アツシは、かわいい顔しているので、チヤホヤされて、何しても許されるって勘違いしてるんですね。どうすれば、アツシの為になるんでしょうか?」
僕「突き放すことも必要ですよ。自己中心的な人は、だんだんと周りの人が離れていきます。40過ぎて、モテなくなった時が、アツシさんの成長のチャンスだと思います」
ヒロミツ「アツシがおじさんになって、誰にも相手にされず孤独になる? かわいそう過ぎます」
僕「その時の為に、ヒロミツさんは、友人になって、長く支えて行けばいいんじゃないですか?」
ヒロミツ「恋人としては続かないのですね?」
僕「カードには、そう出てますね」
ヒロミツ「わかりました。ちょっと様子を見て、アツシの性格が変わらないなら、別れる方向で考えます」
僕「それがいいですよ」
ヒロミツ「ありがとうございました」
僕「ありがとうございました」
さて、今日の観音オラクルカードです。僕なりの解釈でお届けします。
↑「激しいフルートの音」
あなたは、何を恐れているのでしょうか?
何をためらっているのでしょうか?
あなたが本当に目指す方向、望んでいることを見極めましょう。
それは、あなたの内心に向き合うしかありません。
観音様の激しいフルートの音が鳴り響くでしょう。目を覚ましましょう。
あなたは、モヤモヤしたものや、訳の分からないものを恐れてはいけません。
「これだ」というものが見えたなら、迷うことはないのです。
邪念を振り払い、観音様のフルートが聞こえるように耳をすましましょう。



