ゲイ占い師 豫 空潤です。
前回、「女性に嫉妬(?)するゲイ男性」を書きました。
実は、前回の話は2年前のこと(コロナ感染の前)でした。
相談者のミツヒロさんが、最近、対面鑑定に来てくれました。(ミツヒロさんのプライバシー保護の為、多少変更してます)
僕「ところで、2年前の同僚女性のクミさん、お元気ですか? イケメンの8歳下のセイジさんと
は、今もお付き合いされているのでしょうか?」
クミさんとは面識ない僕ですが、気になって、尋ねてみました。
ミツヒロ「クミは……会社辞めました。四国の実家に帰りました」
僕「辞めた? もしかして、セイジさんを連れてUターン? それとも別れたんですか?」
ミツヒロ「クミは、つわりがひどくなって……会社を休みがちになって……辞めたんです」
僕「つわり? クミさん、妊娠したんですか? お相手はセイジさん? 寿退社ですか?」
ミツヒロ「寿退社だったらよかったんですが……」
僕「セイジさんとお付き合いして、身ごもったんですよね?」
ミツヒロ「そうです。クミにはセイジくん以外いませんでしたから。でも、セイジくんには同棲中の彼女がいたんです」
僕「え? 確か、セイジさんは独身……まあ、同棲しても籍入れてなければ独身ですが……」
ミツヒロ「セイジくんは、同棲中の彼女とクミと二股かけてたんです。クミは、途中で気が付いたんですが、直後に、妊娠がわかって……」
僕「セイジさんは、どっちの女性を選んだんですか?」
ミツヒロ「セイジくんは、『俳優修業をずっと支えてくれた彼女は捨てられない』って……」
僕「じゃあ、クミさんは? お腹の子どもは? まさか中絶?」
ミツヒロ「クミは、セイジくんには、『中絶して、身を引く』と告げたそうです。でも……」
僕「子どもをおろすことができなかった?」
ミツヒロ「クミ、その頃は39歳になっていて……『これが、たぶん、自分にとって出産のラストチャンス。ひとりで産んで育てる』って……」
僕「会社は……産休とか、育休とかは?」
ミツヒロ「ありますけど……クミは見栄っ張りなので、『結婚の予定もないのに、産休とかとれない……』って言って……マタニティ着る前に辞めていきました」
僕「それで、実家のある四国に帰った?」
ミツヒロ「私、クミの性格の嫌なところ、たくさん知ってますけど……なんだか気になって……先日、四国に行ったんです」
僕「クミさんに会ったんですか? どうでした? 赤ちゃん産んだんですよね?」
ミツヒロ「小さなアパートで、赤ちゃんと暮らしてました。発育がちょっと遅いんじゃないかって心配していて……でも、私じゃ、何の助言もできないし……」
僕「実家が近いんですよね?」
ミツヒロ「タクシーでワンメーターの距離だから安心って言ってましたけど……実家はお父さんが既に亡くなり、弟の代に代わっていて……田舎ではシングルマザーへの風当たりが強いから、実家には帰れないって……」
僕「……セイジさんからは? 認知してもらったんですか? 養育費とか慰謝料とかは?」
ミツヒロ「セイジくんは、ドライバー辞めて、また俳優修業しているそうです。今、養育費とか要求したら、『同棲している彼女に要求することになるし、今更とてもできない』って、クミは言うんです」
僕「せめて、認知は?」
ミツヒロ「私もそう言ったんです。そしたら、クミは『セイジくんが役をもらえるようになったら……』って……。そんなの、いつになるかわからないのに……」
僕「お人よし過ぎますよね?」
ミツヒロ「そうなんです。『子どもの母として、もっと厚かましくならなきゃ』って、説教しましたよ」
僕「クミさんは、なんて(返事)?」
ミツヒロ「そしたら、クミのやつ『そんなに心配してくれるんなら、父親になって! ほら、大好きなセイジくん似の男の子よ! きっとイケメンに成長する』って……」
僕「え?」
ミツヒロ「もちろん、冗談ですよ。冗談で『偽装結婚しましょ』って、クミったら……言うんですよ」
僕「ミツヒロさんがゲイだって……クミさんはご存知なんですか?」
ミツヒロ「うすうす感づいているだろうとは思ってましたけど……今回で、100%バレてるとわかりましたね」
僕「知っていて、詮索もせず、同僚として、お友達として接してくれて、クミさん、いい人ですね」
ミツヒロ「隣の席にいる時は、嫌な面ばかり目についてましたけど……いなくなってみると、そう思いますよね」
僕「クミさん、まだ働けないですよね? 生活費とかは?」
ミツヒロ「OL時代の貯金を取り崩しているって。あと、実家のお母さんがこっそり援助してくれるって……」
僕「そうなんですね。ところで、今日のご相談は? まさか、クミさんとの偽装結婚じゃないですよね?」
ミツヒロ「いやあ……あの女と夫婦? それだけは嫌です。実は、ちょっと、また、気になる男が出てきて……」
僕「それはそれは……」
長くなるので、続きは、またの機会に。
さて、今日のチャイニーズタロットです。
↑「恋人」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。
「恋人」というカードですが、2人の子どもが描かれています。大きな牡丹の花の下で、楽しそうに笑っています。
大事な人との幸せを表していますが、リバース(逆さま)ですから、それが危機に面しているとも言えます。
↑「杖の9」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。
たくさんの杖が降ってきて、身を守るのに精いっぱい……という絵に見えます。
リバース(逆さま)ですから、「一難去ってまた一難」の状態が終わるとも、読めます。
2枚を合わせ読むと、
あなたの大事な人の危機が終わりそうです。
お疲れ様でした。一緒に耐え忍び、あるいは戦って、大変でしたね。
共に信じあい、支えあったからこその結果です。
これからも、信頼関係を続けましょう。まだ、完全に終わったとは言えませんから。


