ゲイ占い師 豫 空潤です。
このブログを読んでくださっている方はご存知ように、僕は(同棲する日本人男性Tommyとともに)自宅でよく映画を観ています。
Tommyは、難病で死んでいく話や、かわいいペットが死んでいく話に弱く、よく号泣しています。が、僕の涙腺は、それらの映画ではピクリともしません。
「さあ、泣かせてやるぞ」というあざとさが、映画を観る前から感じられて白けてしまうからです。
難病で苦しむ人のドキュメンタリーでは感動することもあります。動物ものは、自然ドキュメンタリーなら大好きで、シマウマが、1対1なら走り負けしないライオンに、待ち伏せや5頭がかりで襲われ、脚をばたつかながら、首や腹部を食いちぎられて絶命するところなど、涙なくしては見ていられません。
しかし、作り物の映画やドラマでは泣けないのです。たとえ、実話に基づいていても。唯一の例外は、ゲイなどの性的少数派を扱ったもの。その葛藤や悩みを見事に描き出している作品には、共感してしまいます。
それなのに、今日、先ほどまで観ていた「アリー スター誕生」(字幕)では、ラストに大号泣してしまい、今も思い出すと涙が出てしまいます。(Tommyは字幕嫌いなため、一緒に観ていません。っていうか、今日は仕事で不在でした)
同性愛とは無関係の映画ですが、あまりに感動したので、今日書こうとしたネタを後回しにして、書かせていただきます。
「アリー スター誕生」2018年 アメリカ
監督及びプロデューサー:ブラッドリー・クーパー(初監督の作)
原作:ウィリアム・A・ウェルマン「スタア誕生」
脚本:エリック・ロス ブラッドリー・クーパー ウィル・フェッターズ
出演:レディ・ガガ ブラッドリー・クーパー ほか
この映画は、1937年公開の「スタア誕生」の、1954年版、1976年版に次ぐ3度目のリメイク作品です。僕は、前の3作のうち1つを観ています。(数十年前だし、テレビなので、どれかはちょっと覚えてません)
で、ストーリーはわかってました。それでも観ようと思ったのは、大歌手レディ・ガガの歌は聴いたことありますが、舞台パフォーマンスは見たことがない。洋楽に興味がないからですが、あれほどの大スターの映画初出演作を観てみたいと考えたからです。
ストーリー
大物ウェスタン歌手ジャクソン(ブラッドリー・クーパー)は喝采を浴び続けながら、心が安定しなかった。若いころからの片耳難聴(一生治らない)で、バンドとずれるのではないかという不安と闘いながら……それを紛らわし、ステージに立つ勇気を得るために飲み続けた酒とドラッグは、どちらも中毒になっていた。
ある日、やっとの思いでライブを終え、緊張を解くために探した酒場はドラァグ・バー(女装パフォーマンスを見せるショーパブ)。トリに舞台で歌ったのは本物の女性アリー(レディ・ガガ)だった。
認められず、細々と活動するアマチュア歌手アリーは、本業はウェイトレス。ですが、ここで歌う「ラヴィアン・ローズ」が素晴らしい!
僕は日本人歌手が歌う古いシャンソンが好きなのですが、このシャンソンの名歌「ラヴィアン・ローズ」をレディ・ガガが美しい声で、見事に歌い上げるのです。ジャクソンだけでなく、視聴者のほとんどに、「この歌手すごい!」と思わせます。世界的大歌手レディ・ガガですから、当然ですが。
ドラァグ・バーの客席で「大スターが来た」と騒がれるジャクソンは、彼らの相手をした後で、アリーの楽屋に行き、その美貌と歌の素晴らしさを褒め称えます。舞い上がるアリーですが、自戒の気持ちは忘れません。
ラブラブな夜を過ごした翌朝、友人から訊かれて、「酔っぱらいの相手をしただけ」と卑下します。大スタージャクソンは酔っていただけ、今頃は、自分のことなど覚えていないと冷静に分析したのです。
しかし、その後も、ジャクソンはやってきて、アリーに「一緒に歌おう」と迫ります。アリーが鼻歌で披露した自作の歌をステージで歌おうと。アリーは尻込みします。過去に音楽業界人に「キミは歌はいいけど、鼻が大きすぎてスターになれない」と言われ続けてきたからです。
醜い自分はメジャーな舞台など無理と思い込むアリーを「キミは美しい」「歌の才能を生かそう」「歌をつくる才能もある」と必死で励まします。そして、ライブ会場に呼びつけ、無理やりステージに引っ張り出し、アリー自作の歌を2人で歌い、大喝采を受けます。
ジャクソンに愛され、励まされ続けたアリーは、ウェイトレスを辞め、ジャクソンとともに舞台で歌います。それをきっかけにアリーの歌は、大衆に受け、音楽関係者に認められ、ソロ活動を勧められ、ジャクソンより売れるのです。
ジャクソンの胸中は複雑です。集まってきた業界人から、アリーがウェスタンからポップスに転向させられ、ダンサーとともに踊りながら歌わされ、髪型や衣装もファン受けするように変えられていくのを見ると、心から喜べず、更に酒浸りになるのです。
アリーにしても、そんなジャクソンの思いはわかるのですが、大物業界人の「マネージャーに従え」に新人歌手は逆らえません。そして、そんなアリーを見透かして、ジャクソンは「いいよ」「いいよ」「素晴らしい」を繰り返すだけ。
入籍し、夫婦になり、豪邸に住むようになったものの、アリーはレコーディングやライブ・コンサートツアーで忙しい一方で、ジャクソンには仕事がない。アリーはジャクソンを自分のライブで一緒に歌わせてと提案するが、マネージャーから「あり得ない」と拒否される。
そして、グラミー賞3部門にノミネートされるアリー。見事に新人賞に選ばれたアリーは大感激です。
ジャクソンも嬉しいのですが……。複雑な思いを鎮めるため、酒とドラッグを摂取してしまい、アリーの後を追って舞台に上がろうとして足がふらつき、舞台の真ん中で失禁(たぶん、大?)して倒れてしまいます。
アリーは「いいのよ」と許しますが、周囲の人はジャクソンを許しません。「アリーに恥をかかせた」「新人賞受賞セレモニーを台無しにした」と言われてしまいます。
中毒患者の施設で、数か月、酒とドラッグを絶ったジャクソンですが、「どうせ、またじきに飲むんだろ?」「これ以上アリーの邪魔をするな」「中毒が治らないなら、別れてくれ」とマネージャーにきつく言われて、反論できません。
それでも、アリーはジャクソンを信じて、初の欧州コンサートツアーを断って自宅で一緒にいようとし、ライブでも共演しようと誘っていたのです。
しかし、ジャクソンがライブに参加することはありませんでした。ガレージで自殺したからです。
アリーは大号泣します。「わたしのせいだ」「欧州コンサートツアーのことで嘘を言ったから」「本当はジャクソンとの共演を訴えて断られたのに、それを隠したから……」
夫ジャクソンの追悼公演で 「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン(I'll Never Love Again)」 を歌うアリー。観て、聴いていると、アリー以上に、僕が大号泣してしまいます。
最愛の人を失い、「もう誰も愛さない」という、ガガ史上最も泣けるバラードだそうですが、書いている今も涙腺崩壊中です。誰か、この崩壊を止めてください。Tommy? Tommyは仕事でいません。
最愛の人がいるなら、ぜひ観て欲しい映画です。
ジャクソンに愛され、見いだされて自己実現できたアリーが、たとえジャクソンがアル中で醜態を繰り返し、自分の足を引っ張ったとしても、決して見捨てない、世界中で最も大事な人だから。あなたより優先することなど、何もない……亡くなった今、もう誰も愛せない。その切なさ……最愛の人がいるなら、わかるはずです。
2019年アカデミー賞主題歌賞を受けた映画です。
さて、今日のイルミナティタロットです。
↑「カップの3」正位置。
人々が楽しく集う場所を表します。
↑「金貨のクイーン」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。
年配の女性(または女性的な男性)です。お金にうるさい人です。
カードの絵でも、無表情で、なんだか怖い人です。
リバース(逆さま)ですから、あなたに対していい人物とは言えません。
「不機嫌」「八つ当たり」をしてくる可能性大です。
2枚を合わせ読むと、
人が集まるところに行く場合は、要注意です。
年配女性(または女性的な男性)が、あなたに理不尽な攻撃をしてくるかもしれません。
なるべく、近づかないことです。
彼女の不機嫌は、彼女自身では、制御できないからです。

