ゲイ占い師 豫 空潤です。
同棲する日本人ゲイ男性Tommyと僕が、同性パートナーシップ制度に宣誓・登録しました。その際、1番の希望理由は、Tommyの「携帯電話料金を、家族割で安くしたい」でした。
その「家族割」の手続きをしてきました。
場所は、我が家から徒歩15分ほどの携帯ショップ。2日続けて行き、スマホ2台(僕とTommyの分)の機種変更をしました。(旧機を下取りしてもらい、新しい機器を受け取りました)「家族割」適用してもらい、以前より安くて多機能なプランに変えてもらいました。
↓新機種のスマホ。(画像はお借りしました)
担当してくれた女性店員(たぶん20代)は、東南アジア出身のTさん。来日8年目とのことですが、日本語会話はもちろん、漢字かな交じり文をすらすら読み書きし、スマホの扱いも速く、機械音痴の僕からすれば、細い指で魔法のように操作していきます。
Tommy「ショップ店員なんだから、携帯電話のプロ。速くてうまいのは当たり前」
笑顔でテキパキと作業を進めるTさんですが、Tommyが「同性パートナーシップ制度による家族割を申し込みたい」と言った時、Tさんの表情が0,5秒ほど固まったのを、僕は見逃しませんでした。
もちろん、「同性パートナーシップ制度で家族割」をTさんは聞いていたと思います。そして、Tさんの祖国でも、同性愛者はいるはずです。(世界中の、どの国にも存在します)
でも、若いTさんは、目の前に現れた(一見、普通の男の格好をした)男性2人がゲイで、しかも、夫婦のように「家族割」を申し込むと聞いて、面食らったのでしょう。もしかすると、ゲイカップルの実物を見たのは、生まれて初めてなのかもしれません。(隠れゲイには会っているでしょうが、それとわかりませんから)
いえ、Tさんは、僕達ゲイカップルの家族割適用に難色を示した訳ではありません。0,5秒のフリーズの後、「はい、もちろん、適用できます」と答えて、機種変更・プラン変更の手続きを進めてくれました。
終始にこやかに、Tommyと僕の希望に応じた格安プランを探してくれたTさん。そのお勧めに従い、電気とガスも携帯会社に切り替えました。(「その方がお得です」というTさんの情報から)
新しいスマホ2台を持って帰宅後、Tommyがスマホの設定をしながら、
Tommy「あれ? Tさん、ここまで設定してくれていたんだ!」
僕「僕らが、電気やガスを携帯会社に切り替えたから、はりきっていろいろとやってくれたのかな? Tさんの営業成績に貢献したから」
僕「もう、Tommyはすることがない?」
Tommy「そんなことない。バックアップしていたデータを取り込んだり、まだまだやることはあるよ、2台分だし」
僕のスマホも、Tommyが全部設定してくれます。(同じ機種の色違いなので……っていうか、その為に、2人、同じ機種を購入しています)
でも、携帯ショップのTさん、今頃、同僚や友人に、
「今日、ゲイカップルが店にきて、『家族割』を申し込んできたの。ゲイって、本当にいるのね」
なんて、話しているのかもしれません。
それだけでなく、祖国の家族に電話して、
「日本では、男同士のカップルが、夫婦のように『家族割』を申し込むのよ! 顔には出さなかったけど、内心、驚いちゃった!」と言っているのかも……。
ゲイカップルとして、行政や携帯料金の恩恵を受ける為に名乗り出ていくのって……。なんだか不思議な感じです。
担当者が、普通に応対してくれて、もちろん嬉しいし、「やっと認めてもらった」と晴れがましい気もするけど……「あれ? この間までの、差別や嫌悪されたのは、何だったの?」とも感じるのです。
例えれば、何年も「冤罪」で拘留されていて、必死に「無罪」を訴えても無視されていたのに……警察署長が交替したら、何の説明もなく、昨日まで「犯罪者扱い」してきた警察官が、一転、笑顔で「あなたは自由です」と言ってきて、釈放されたような感覚……。
でも、世の中が動き、価値観が変わる時って……きっとこういう感覚なのでしょうね。
Tommy「大げさだよ。去年秋で、同性パートナーシップ制度は1300組を超えているんだよ。僕達の前に1300組以上の同性カップルが既に認められている……」
僕「このまま、認められる同性カップルが増え、パートナーシップ制度も全国に広まって、同性カップルがあちこちに普通に存在する世の中になって欲しいな」
Tommy「そして、『同性婚』が法整備されて欲しい。ゴールはそこだよ」
さて、今日の台湾版易タロットです。
↑「乾為天(けんいてん)」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。
易タロット1番の始まりのカードです。先日まで、終わり64番のカードが再三出ていたのを考えると、そのつながりで、新たな「何か」が始まるのです。
しかし、リバース(逆さま)ですから、油断は禁物。謙虚な気持ちを忘れてはいけません。
↑「地雷復(ちらいふく)」リバース(逆さま)。見やすくする為に正位置で貼り付けてます。
地面の下の穴で、ウサギが春を待っています。雪はまだ降っていますが、空は明るくなっています。
もうすぐ春が来ます。しかし、焦ってはいけません。「もう少しの辛抱です」であって、「さあ、出ていきましょう」ではないのです。
2枚を合わせ読むと、
あなたの苦労・忍耐が報われる時が、あと少しでやってきます。でも、今すぐではありません。すぐそこまで来ているから、あと少し、我慢しようということなのです。
急がないこと。気持ちが早ってはいけません。突っ走ると、元も子もなくなります。せっかくここまで耐えたのですから、その努力を台無しにしないようにしましょう。





