ゲイ占い師 豫 空潤です。

今月3日、韓国のニュースから。

韓国で軍に入隊後に性別適合手術を受け、除隊処分を受けた20代のトランスジェンダーの元兵士、ピョン・ヒスさんが自宅で遺体で発見された。

聯合ニュースによると、メンタルヘルスのカウンセラーが、2月28日以降ピョンさんと連絡が取れていないと通報し、警察が捜査をしていた。

ピョンさんは2017年に志願して入隊。2019年にタイで性別適合手術を受けた。国防省は、男性器がなくなったことを精神的または身体的な障害と判断し、軍の審査委員会が昨年1月に除隊処分を決定。

ピョンさんは同月、当初伏せていた実名を公表して軍服で記者会見に臨んだ。集まった報道陣を前に敬礼し、「私は大韓民国の兵士です」と涙ながらに語り、軍人になるのが子どもの頃からの夢だったと明かした。

さらに、「私もこの国を守る優秀な兵士の一人になれるのだということをみんなに証明したい」と涙をこらえながら話し、「どうか私にそのチャンスをください」と訴えた。

国際人権団体はこれまでも、韓国の同性愛の兵士に対する処遇に懸念を示してきた。韓国では、一般市民による同性愛行為は犯罪とは見なされないものの、兵士は禁じられており、発覚した場合は2年以下の禁錮刑に処される可能性がある。

同棲する日本人ゲイ男性Tommyは、

Tommy「韓国兵士にとって、同性愛は違法行為だったの?」

僕「そこ、びっくりだね」

Tommy「韓国人のゲイの友人が『韓国では、徴兵期間にゲイに目覚める人が多い。僕も、その1人』って言ってたのに……」

僕「韓国軍内で、これ以上、男性同性愛行為が広がらないように、規制されているのかな?」

Tommy「韓国軍上部の思惑と、兵士の実態がかけ離れているんだね」

僕「性的指向って、規制しきれない。徴兵期間に目覚めた人が多いって言うけど、徴兵がなくても、いずれ目覚めたはず。ゲイの要素がない人は、ゲイにはならない」

Tommy「僕らゲイは、ノンケ(異性愛)社会に生まれ育ち、恋愛や結婚は男女でするものって刷り込まれても、それでも同性愛者になったからね」

僕「そう。環境のせいじゃないよ。それより、このニュース、ピョンさんは性別適合手術を受けたトランスジェンダーなのに、後半は同性愛の話になっている……」

Tommy「トランスジェンダーと同性愛は違うのに?」

僕「そう。男性に生まれて、性別適合手術を経て女性になった人は、同性愛者ではない。同性愛者は性別適合手術を受けようとはしないよ」

Tommy「性的少数派の話に広げたのかな?」

僕「好意的に見れば、そうだろうけど。トランスジェンダーと同性愛を混同しているとも受け取れる」

Tommy「トランスジェンダーが差別されて、軍を解雇されたって、このニュースは言いたいんだろうけど……」

僕「差別には、もちろん反対だけど……トランスジェンダーと同性愛の混同とか、ゲイにとっては見逃せない部分があって……」

Tommy「コメントしづらいね」

僕「死因がわかったら、またニュースになるかもしれない。それを待とう」

さて、今日の易タロットです。

 
↑「雷火豊(らいかほう)」正位置。
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あなたの努力が実り、万事うまくいっています。
 
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しかし、小さなトラブルが起こる恐れがあります。油断大敵なのです。そして、トラブルに対して、強引に対処してはいけません。周囲の様子をよく見て、慎重に応対しましょう。