ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

このブログでは、「同性愛者は全人口のおよそ数%」と書いてきました。いろいろな調査やアンケートの結果はまちまちですが、少なくとも2~3%。多くても10%以下のようなので、「数%」と表現しています。

 

たとえば、1948年にアルフレッド・キンゼイ(アメリカの性科学者)によって発表された、いわゆるキンゼイリポートでは、同性愛者は5~10%だとされています。

 

このキンゼイリポートがユニークなのは、完全な異性愛者もまた、5~10%しかいないとされていて、残りの80~90%は両性愛者(バイセクシャル)だと書かれていることです。

 

ただ、このバイセクシャルというのは、「実験したら、異性と同性の両方の性的魅力に反応した人」であって、両性愛を自覚していない人も少なからずいるということです。

 

同性にも性的に惹かれる要素を持っていても、死ぬまで自覚しなければ、異性愛者だったということになるでしょうね。

 

面白い話を聞いたことがあります。ポルノショップでバイトしたTくんの話です。

 

T「僕がバイトしたポルノショップには、男女物とゲイ物の両方が置いてある。夜など、飲み会帰りのサラリーマン集団が冷やかしに来たりする。すると、その中の1人の男性が、ゲイ用のDVDのジャケットを見て『わあ、男同士だよ、気持ち悪い! 見てみろ、あり得ないよ!』と大きな声を出すのです」

 

僕「ゲイのお客さんもいるだろうに、迷惑だよね?」

 

T「そう。あまりにひどいと注意しなくちゃいけないけど、他の男達が相手しないので、静かになった。茶髪の男だった」

 

僕「結局、何も買わなかった?」

 

T「その時はね。でも、数日後、茶髪の男が1人で私服でやってきて、周囲を気にしてキョロキョロしながら、ゲイのDVDを1つ買っていったんだよ」

 

僕「『気持ち悪い、あり得ない』って言ってた男が?」

 

T「過剰反応する人って、実は興味あるんだよね。興味ない人はスルーするから」

 

僕「ということは……同性愛に過剰反応する……世の中の異性愛者って……もしかすると?」

 

T「そういうことでしょう。自分の中の要素を認めたくないから……。他人の同性愛も攻撃する」