ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

12年前に、僕とTommyは同棲を始めました。

が、最初の1年間弱は、半同棲でした。

 

同じ首都圏ですが、ちょうど対角線の位置にそれぞれの家があったので、電車で片道2時間半かかりました。

 

僕は、その直前にお勤めを辞めて、在宅で次の仕事の為の準備と勉強をしていました。

(Tommy「占いの勉強?」

 僕「占いは、その後。っていうか、知ってるでしょ? 結局、モノにならなかったので、目指して  いた仕事のことは、ここには書きません」)

 

1週間のうち半分はTommyの家(今住んでいるマンション)にいるのですが、3日目になると、自宅の冷蔵庫に入れたものが心配になって来て、2時間半かけて帰宅するのです。

 

そして、自宅で、冷蔵庫の中身を(食べて)一掃し、掃除と洗濯をして3日経つと、また2時間半かけて、Tommy宅に行く……の繰り返しでした。

 

2時間半の電車の中では、次の仕事の勉強をしていたのですが、やはり、時間とお金の無駄だと思うようになりました。

そして、何より、時々、Tommyが風邪をひくのが気になっていました。

 

当時から、Tommyは、ほぼ毎日、食材宅配サービスを利用していました。買い物に行かなくても済むのですが、外食ができません。食材が溜ってしまうからです。

 

つまり、Tommyは、風邪で微熱があっても、会社を休めないので、夜、帰宅してから、疲労していても、具合悪くても、自分で料理しないと晩ご飯が食べられないのです。

 

僕がTommy宅にいる場合はいいのですが、自宅に戻っている時もあります。片道2時間半では、ちょっと駆け付ける……というわけにもいきません。

 

電話やメールで、毎日連絡は取り合っているのですが、

Tommyから「風邪で熱があるけど、会社は休めない。残業して帰ってから、眠たい目をこすりながら夕食を作り、食べて、後片付けしたら、日付が変わってしまった……明日の朝、起きられるかな? モーニングコールして!」などと言われると、すぐに駆け付けられず、心配ともどかしさで、いてもたってもいられませんでした。

 

そして、半同棲から完全同棲への移行を決意し、僕の自宅は売却しました。

 

今思えば、初めから完全同棲してもよかったなと考えます。家具も家電も光熱費も固定資産税も、半分で済むし、僕の自宅を売却したお金で、Tommyのマンションの半分を負担し、ローンの返済が終わらせることができました。

 

いい年した男同士で一緒に住むなんて、親族や近所の人にどう思われるだろう? という懸念で、完全同棲をためらっていたのですが、そんなことは小さな問題でしたね。