ゲイ占い師 豫 空潤です。
我が家のゲイホームパーティーに来てくれる「妙子」の話です。
「妙子」と呼んでいますが、女性ではありません。
30歳のゲイ男性です。「妙子」は、主に僕とTommyが呼んでいるあだ名です。
なぜ、「妙子」なのか?
耐える女なのです。
きっかけは、2年前の我が家でのゲイホームパーティー、
まだ20代だった妙子(当時、妙子という呼び名ではありませんでしたが)が、
「彼氏ができた」と、突然、発表したのです。
「どんな男? 年齢は? イケメン?」と、みんな矢継ぎ早に質問しました。
妙子「30歳のイケメン」
みんな「どれぐらい続いてるの? 何回会ったの?」
妙子「半年で……3回」
みんな「ええええ? 半年で、たった3回? それって、つきあってると言えるの?」
妙子「中距離恋愛。相手は北関東住まいだから」
みんな「その男は、2か月に1回、東京に、妙子に会いに来るの?」
妙子「彼氏は、月1回、仕事で東京に来る。で、2回に1回デートしてる」
みんな「毎回、デートしなさいよ。何で、1回おきにするの? あんたがじらしてるの?」
妙子「いや、彼氏が、他に東京で用事があって……」
みんな「それって、都合のいいセフレ扱いだよ! そんな男、ふっちゃえ!」
妙子「いや、優しくて誠実な人だから」
みんな「でも、妙子は愛されてない。本命じゃないよ」
妙子「そんなことない。ちゃんと愛されてる」
みんな「愛してるって、毎回言われてる?」
妙子「それは言われないけど……気持ちは通じあってるから、大丈夫」
みんな「その男の画像見せて。どんな男よ? 本当にイケメン?」
妙子が見せてくれたのは、まあまあイケメンで、優しそうな男性でした。
みんな「こういう、一見誠実そうな男が、遊んでいるんだよね」
妙子「いや、僕だけを愛してくれてるから」
みんな「妙子、騙されてるから。目を覚ましな」
妙子「彼を信じてるから」
みんな「早く別れた方がいい」
このやりとりから、「耐える女」「妙子」と、呼ばれるようになったのです。
(Tommy「耐える女と言うより、天然キャラだよね?」)
でも、妙子自身も、自分のことを「妙子は……」と言うようになりました。
ただ、妙子、「愛されてる」と言い張った彼氏とは、1年半後、お別れしたそうです。
理由は?
妙子「何となく、会わない期間が長くなって……フェイドアウトされちゃった」。
みんな「やっぱり……耐える女?」
以後、次の相手ができない妙子に、ある人は、
「妙子、前の彼氏と別れない方がよかったね。セフレでも都合のいい相手でも、何でもいいから、つなぎ留めておけばよかったのに……」
Tommy「今更、そんな……」
妙子「大丈夫。次は、もっとイケメンをつかまえるから」
が、今のところ、妙子に次の彼氏はいません。
何言われてもめげない、明るい妙子。幸せになって欲しいものです。