ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

先週、「ゲイの浮気 その1」で、ゲイカップルの浮気問題というよりも、恋愛トラブルを書きました。

今回は、第2弾です。

 

Cさんは、60代後半でした。ゲイには若く見える人が多いのですが、Cさんは年相応に見えました。髪は白く、小柄で痩せていて、孫の世話をしていそうな雰囲気でした。

このCさん、実は既婚者なのです。

 

以前、「ゲイの結婚 実例」https://ameblo.jp/frogat/entry-12404638609.html

で書いたように、僕は、(バイではない)ゲイの結婚には慎重であるべきと考えていますが、

Cさんの世代では致し方なかったとも思います。

 

Cさん世代が20代後半を迎えた1980年以前の日本は、男女とも、年頃になったら結婚しなければならない世間の圧力が強かったのです。だから、ゲイであったとしても、Cさん世代のほとんどは結婚しました。

まあ、夫婦お互いに結婚してよかったと思える場合は、第3者がとやかく言うことではないでしょう。

 

話を元に戻します。

この60代後半のCさん、いつも我が家のパーティーにカップルで参加していました。

同伴者は、もちろん奥様ではなく、30代前半のゲイ男性Dくんです。

Dくんは、細身の優男。なかなかのイケメンです。が、しゃべり方がやや女性的でもあります。

 

「おじいさん」(失礼!)にも見えるCさんと、ジャニーズ系のDくん、ちょっと見はとてもカップルには見えないのですが、何度か会っているうちに気が付きました。

 

Cさん、とてもかわいいおじいさん(またまた失礼!)なのです。思ったことはそのまま口に出して、それでいて嫌味がない。素直で正直で、人によっては母性本能をくすぐるタイプかもしれません。

 

Dくんの方は、黙っていれば王子様なのですが、話し出すと……テレビに出てくるオネエタレントなのです。

そんな2人が並んでいると、なんとなくお似合いに見えるから不思議です。

 

そして、ある日、僕とTommyは、Cさん宅に招かれました。

いつも我が家のパーティーに呼んでいるので、お返しにご馳走してくれるというのです。

 

Cさん宅は、都内にある瀟洒な一戸建て。

僕とTommyは、てっきり奥さまとは別居していて、CさんはDくんと同棲していると思っていたのですが、それは早とちりでした。

Cさんは今も、奥様と暮らしていたのです。

その日、奥さまは出かけていて、その代わりに、Cさんと一緒に料理を作ってくれたのが、あのDくんでした。

仲良くもてなしてくれるCさんDくんには言えませんでしたが、ちょっと落ち着きませんでした。

 

だって、本妻の奥さまが留守の間に、夫(Cさん)が愛人(Dくん)を呼んでいそいそと2人で料理して、他のゲイカップル(僕とTommy)にご馳走してくれているのですから。

「これって、大丈夫なの?」僕とTommyはそうささやき合いながら、ランチをご馳走になり、食後のお茶もそこそこに退散しました。

 

その時、CさんDくん達に感じた「危うさ」が、数か月後に現実になりました。

 

次のパーティーには、Dくんだけが参加しました。そして、みんなの前で、Cさんへの不満をぶちまけ、「もう別れる! 謝ってくるなら考え直してもいいけど、謝って来る人ではないから」と言ったのです。

 

Dくんが言うことには(Cさんの言い分は聞いてませんが)、

デートの約束をDくんがキャンセルしました。どうしても外せない用事ができたのです。しかし、Cさんは絶対に会いたいと言い張り、デートできないなら、代わりに「売り専(男性風俗)」を買うと言ったのです。

唖然としたDくんは、「だったら、買えば?」と言い捨てたのですが、なんと、Cさんは、本当に「売り専(男性風俗)」を買い、その報告をDくんにしたというのです。

 

「信じられない」「あり得ない」「もう付き合えない」を繰り返すDくんの話にうなずくしかありませんでした。

 

Cさんは、何とかしてDくんを翻意させようとして、あえて嫉妬させようとしたのかもしれません。

実際は買ってないのに、愛するが故の嘘を言ったのかも……。それにしても……。

 

Dくんが話すことが100%真実なら、Cさんの恋愛感覚を疑いたくなりますが、素直で正直なCさんは、常にご自分の欲望に正直に生きているのかもしれません。

 

その正直さが、奥様と何十年も夫婦を続けさせつつ、親子ほど違うDくんとの恋愛も可能にし、かつ、結婚と恋愛(不倫?)を両立させてきた。

でも、その性格ゆえに、買春行為にも抵抗がなく、Dくんをドン引きさせて、別れにつながった。

 

本当は、Cさんの言い分も聞いてみたいのですが、DくんもCさんも、今では連絡がとれなくなってしまったので……。別れてしまったというお2人の、それぞれの幸せを祈るばかりです。(Cさんは、できれば、奥様を大事にして欲しいところですが……)