お腹にいる時から、人をひきつけ、私のお腹を裂いて生まれてくるのではないかと思った長男。


皮膚も体も弱かった。

しかし喘息で入院したのに元気すぎて退院させられた事もある😆


小学2年から野球を始めて、そこから野球だらけの人生になる。


そして甲子園を目指して高校入学。


相変わらず目立つ子。


息子にかけた言葉は元気なのはいい、野球部に迷惑はかけるな!


ところが背番号発表1日前に担任からの電話。


お宅のお子さんが問題を起こしたので学校へ来てくださいと。


「何をしましたか?」


「いじめです」


仕事が終わったらすぐ向かいますと告げ、父親が帰宅するのをまち2人で向かう。

頭の中はあの子がいじめ???と言葉がくるくると回っていた。


学校へつくと校長室の横にある部屋へ通された。


そこへ副校長、生徒指導員、学科の主任、担任が待っていた。


副校長と学科の主任は心配そうな顔。

担任と生徒指導の先生は勝ち誇ったような顔をしていた。


なぜならこの2人は息子の事が嫌いだったから。

なぜ嫌われてたかは長くなるから書かないが、頭の回転の早い息子にいつもかわされるから、目の上のたんこぶだったのだ。


それて言われたのがお宅のお子さんがクラスの女の子を池に落としました。

いじめです。

処分はこれから考えますが、とりあえずしばらく登校はしないで下さい。


そこへ目を腫らした息子が白いゴミ袋に教科書やらクラスに置いてあった荷物を両手に持ち現れた。


家族で目指していた物を失った…と絶望した瞬間だった。


またこれからどうするか会議して決めますので、お帰り下さい。


馬鹿親と言われてもいい。

心の中でいじめをするような子じゃないと思っていた。

家に帰ったらゆっくり聞こう。

そこから考えよう。


そこへ息子がいつもいい先生だよと話してくれていた学科の先生が声を掛けてきた。


僕は今回の事が残念でなりません。 

今までこの子を見て来ましたが、イジメをするような子とは思えないのです。

どうか家へ帰ったら話を良く聞いてあげて下さい。


担任はというと

直接落とした訳ではありませんが、そこにいたのでいじめです。



家に戻り何してるのよーと言いつつも、父親と3人で話をする事にした。


池に落とされた女の子は、中学生の時からいじめの対象になってしまう子で、その日は池の掃除をするのでジャージを持って来て下さいとなっていたのに、持ってこず掃除をしてなかったらしく、それを見た友達がなんでみんなやってるのにやらないんだよと、押したら池に落ちたという事らしい。

その子のお母さんがいじめられてると学校へ電話をしてきたから事を重く感じた先生たちが大した聞き取りもせず、何人かを加害者対象にしたのだ。


じっくり聞くといじめとは逆でいつもその子を助けてきたと言うのだ。

今回の事も落とした子は許せないけど、息子は助けたいと、息子に連絡をくれた。

明日学校へ行ったら、先生に息子は違うっていうから安心してと言ってくれた…。

どうなるかわからんけど、クラスの子達も動いてくれてると。


少し安心したのも束の間。

野球部の部長からの電話で、まあ起きてしまった事はしかないですから高野連には連絡しときましたと。

家族で奈落の底へ落とされた。


翌朝さらにその子から連絡があり、担任にいじめられてと言われてる子が、うちの息子はやってないです。

いつも助けてくれてます。

と、伝えたらいじめはいじめなんで覆りませんと言われたと。


私は家でよく話し合って下さいと言ってくれた先生を頼る事にした。

まず息子から何でこうなったかの経緯を事細かく聞き、今までの生徒指導の先生と担任のやり方も事細かく聞いてメモ紙に見えないんじゃないかくらいの小さな字で紙が黒くなるくらいのメモを取った。


そして学校へ電話をかけ学科主任を先生をお願いした。

生徒指導の先生と担任が今まで息子にかけてきた言葉を話し、息子の言葉を届ける機会をあたえてほしいと。


また同じ部屋に通され、男の人4人目の前、何を息子に言って追い詰めたか、そしていじめらたと言う子が息子は違うと言うのに、いじめと認定したのでいじめですと言い放った生徒指導の先生、担任のへどういう事か問い詰め、事細かく言われたメモを読んだ。


副校長と学科主任は唖然とした顔になっていった。


あなた方はうちの息子をいじめの加害者と言いましたが、あなた方は違うのですか?

私の読んだメモを聞いて思い当たる事はありませんか?


副校長へ今私が話した事を踏まえてみなさんで良く話し合って、息子への処分を考えて下さい。

どんなにあの子が頑張ってきたかご存知ですよね?


もうどう思われてもいい。

息子を守れるならと、少し震えなが帰った。

するとすぐに学校から電話。

◯◯くん、すぐ学校来れますか?


学校へ2人で向かう。

学科の先生が笑顔で迎えてくれた。

今日クラスには行かせませんが、このまま学校で預かります。

◯◯くんはいじめはしていません。

確認取りました。

明日から学校へ来て大丈夫です。

希望が見え始めた。


学科主任の先生に


今までも生徒指導の先生と担任の話は息子から色々聞いていました。

息子のことが嫌いだから悪人にしたてあけたとした思えません。

私は許せません。


副校長へまた話をつけておきますと言われて、1人帰宅した。

夕方学校から電話があって今日の授業は終わったので迎えをお願いしますと言われ、帰りその車の中で息子に…

母さんはとても許せない。

こんなにあなたを傷つけて、やってる事も卑怯としか思えない。

戦っていいならとことん戦うよ。


母さん、もう背番号貰えるだけで、それたけでいいから話を大きくしないで…。


私の本音は戦いたかった。


でも、当事者の息子がいうからそれはやめた。


君のほうが大人だよ。



今でも私はその真っ黒なメモ紙を大事に取ってある。

私が息子を守った証なのだから。