大好きな婆ちゃん
私のお婆ちゃん。
去年の今日、1月19日に天国へと旅立った。
まだ1年。
長い1年に感じる。
小さいころからお婆ちゃんが大好きだ。
高校のときはお婆ちゃんの家に住んだ。
専門学校に行ってからも、就職してからも、実家に帰るのは年に1回あるかないか・・・。
でも、お婆ちゃんの家にはしょっちゅう行ってた。
編み物と粘土で作る人形作りが趣味で、色んなものを作ってた。
毎朝お墓参りに行って、少しの畑やみかんを作っていた。
お婆ちゃんにはわがままばかり言って困らせていた。
小さい頃、餡子が嫌いだった私はお饅頭の皮だけを食べてしまい、餡子だけをおばあちゃんにあげていた。
お婆ちゃんが食べようと皮をむいたみかんを片っ端から食べたりして怒られた。
お婆ちゃんがしていることは何だって真似ようとして壊したり失敗して飽きられた。
数年前からは施設と自宅を行ったりきたりしていて、徐々に私の事も思い出しにくくなっていた。
でも、思い出したときは必ずこう言ってくれた。
“汽車代はもっとんか?”
小学生の頃、まだ汽車だったJRに乗って一人お婆ちゃんの家に行っていたのだ。
いつまでたっても心配してくれてた。
お葬式の時に親戚の叔母ちゃんたちに言われた。
“ばあちゃんはいっつもユミの事を言いよったんよ。にゅうめん(温かいそうめん)じゃないといかんのじゃって”
今、私はお婆ちゃんと旅をしている。
右手にはお婆ちゃんが残してくれた翡翠の念珠。
デイバックにはお婆ちゃんがお四国さん(八十八ヶ所巡り)で使っていた金剛杖に付いていた鈴。
きっと今もお婆ちゃんは私と一緒にいてくれてる。
婦人会で日本全国色んな所に行っていたお婆ちゃん。
今度は私と一緒に世界を感じてくれてるかな・・・。


