旅が怖いと思った時間☆デュッセルドルフ | カエルのさんぽ

旅が怖いと思った時間☆デュッセルドルフ

10月10日 デュッセルドルフ 曇り


“世界一周しているご夫婦がマラリアで亡くなった。”
これを知ったのは昨日(10月9日)の事だった。


昨日はこの事実を考える余裕なんてなく、お世話になった先生と会っていた。


そしてその少し前にも旅人がマラリアで亡くなったことも同時に思い出した。


昨晩ベッドに潜りこんでから、色んな事を考えた。
会った事はなくても、世界一周っていうだけでつながりを感じるものなのかもしれない。
世界一周をしている人なら情報収集をかねて誰かのブログを読んだりする事が必ずあると思う。
なので会った事が無くてもその人の存在を知っていることは良くある。


当たり前に元気でいることの大切さを感じた。
当たり前に元気でいることの難しさも感じた。


色々考えていたら朝になっていた。
実家に電話をしていた。


両親に“ただいま”って言う日まで、自分の命に責任持って旅をしたい。
元気で旅することは旅人の義務だと思うから。



カエルのさんぽ-デュッセルドルフ 10月10日3


宿のネットはPCでアクセスできない状態だったのでWi-Fi可能なカフェに行った。
ネットをつなぐと、旅で出会った多くの人がその訃報について書いていた。
旅人のつながりを感じた。


カエルのさんぽ-デュッセルドルフ 10月10日2


行きたい場所も無く、ただ宿から街中までをのんびり歩いただけの1日。
そしてやっとゴムを買った。


ずっと気になっていた念珠のゴムを新しいものにした。
世界一周の前に新しくしてもらっていたんだけど、さすがに伸び伸びになってちぎれそうだったのだ。
切れたら数珠玉がバラバラになっちゃう・・・と思いつつ毎日していた。



カエルのさんぽ-デュッセルドルフ 10月10日1


ずっと探していたんだけど、細すぎたり太すぎたりしてなかなか合うのがなくて交換できずにいた。
だから、これで切れる心配がなくなりほっとした。
婆ちゃんが残してくれた念珠は私をいつも守ってくれている。


旅に出て色んな人に出会う。
世界一周者は圧倒的に日本人が多い。
それは長期休暇が取れないことが大きな理由だと思う。


準備万端で旅に出ている人。
飛び出すように勢いで旅に出た人。


本当に様々。


でも、勘違いしないでほしい。
保険に入らないことが偉いことではない。
予防接種をしないことがすごいわけではない。
危険地域に入ることがかっこいいことではない。
迷わない事や諦めない事が大切ではない。
無知であることが冒険ではない。


“自分だけは大丈夫”なんて通用しないし、“○○が大丈夫だったから自分も問題ない”・・・とかではない。

すべては自己判断で自己責任。

でも、その意味も勘違いしてはいけない。


自分に何かがあった時、1人で解決できる問題なんて何もないのだ。

必ず誰かに心配・迷惑をかける。

だから、自己判断を間違えたくはない。


自分自身を過大評価することなく、自分自身を他人に置き換えることなく、自分に見合った旅をすることが大切だと思っている。
カエルのさんぽ-花1



多くの人が世界一周を無事に終えて帰国しているはず。
保険を使うことなく帰国している人が圧倒的に多いのも事実。


でも、世界一周者が病気で亡くなったのも事実。


色んな状況が重なって不幸につながる。
でも、それはどんな形で自分に近づいてるかなんてわからない。


だからこそ、だからこそ。
もっと慎重に。


私は今回の事で旅が怖くなった。
過去の旅を振り返った。


危険な状況になったこともあった。
でも、それは武勇伝なんかじゃない。
無事だったから笑って言える事なんだ。


今回の訃報は世界一周者に色んな事を教えてくれた。


カエルのさんぽ-花2


笑顔で“ただいま”って帰国すること。
それが私にできる事なんだと思ってる。




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