仕事が忙しくて週に一日しかレストア作業が出来ず、モヤモヤが溜まり中。

先日外したヘッドを綺麗にしてみましたヽ(´▽`)/

 

まずはヘッドのボルト、ナットを外してみましょう

ガスケットが固着しているので隙間にプラスチックのクサビを入れて徐々に持ち上げ外します。

 

外したヘッドがこちら(´・ω・`)

水路のサビと表面のサビが酷いですね・・・。

 

まあ、75年も前のエンジンですから仕方ないです・゜・(ノД`)・゜・

剥離剤で表面の塗装を剥がしてサビ取りしましょう。

 

 

剥離したのがこれ。表面もサビサビですね。

 

カーボンの付着、水路の腐食がかなり見受けられます。

簡易的ですが面研してみましょう。

 

簡易的にするのであればオイルストーンですが砥石の面がすぐにだれるのでダイヤモンド砥石を使用。

内燃機屋と違い完全面研ではないですがコッパーガスケットを使用するので大丈夫かな~って思っています。


水路、表面をサビ取りして錆止めします。

 

フォードグレーみたいな色ですが錆止め材ですヽ(*´∀`)ノ

 

取り敢えず、素人に出来るのはこの位かな。

こんな状態だとブロックが不安ヽ(;▽;)ノ

フロントグリルの続き(´・ω・`)

今日は天気が良かったので剥離したグリルを仕上げようと思います。

ブラスト処理したかったのですがケースに入らなかったので、りん酸を使って表面処理します。

 

何回もりん酸を塗ってはワイヤーブラシでこすって地道な作業(´;ω;`)

千里の道も一歩からと言う事で頑張ります。

 

半日ほど掛けてかなり綺麗になったみたいです。

修正がしてあるグリルでMBのかな?と思っていたらFマーク発見しました。

 

 

見え難いですがFマーク。やはり嬉しいです・・・。

りん酸処理して水洗いして防錆塗装。

一日乾かして上塗りしますヽ(´▽`)/

夜は雨が降りそうだったので室内で乾燥。

 

塗装中の画像を撮り忘れたので、いきなり仕上がりヽ(*´∀`)ノ

 

 

(つ´∀`)つ マァマァの仕上がりとなりましたとさ。終わり。

以前外したジェネレーターを分解整備してみましょう。

付いていた状態がこれ。

結構サビてますね~発電するのでしょうか??

 

配線を外してブラケットから取り外します。

 

こんな感じの汚さ・・・。

さてさて分解してみましょう。

どうなることやら。

まずプーリーから外してみようかな。

キーが付いているのでキーも外してと。

どんどんバラして。

 

カーボンブラシやらハーネスやら外して。

軸受も。

軸受はベアリング無しのタイプみたいでこれは旧タイプなのでしょうか?

でもってブラスト処理してプレートも読める様になりました。

オートライト製で6Vと読めます。

ブラスト後は錆止めして。

見違える様に綺麗になりました。

ハーネスの皮膜は劣化でボロボロでしたので3Mの絶縁テープで補修。

軸受のオイルを貯めるフエルトも洗油して綺麗にしたけどNOSのリペアーキット買った方が良かったかな?

ベアリングはドイツ製の物が付いていましたが回した所、じゃりじゃり噛んでいたので

ここは安心の国産に変更。

 

カーボンブラシはまだ使えそうなのでこのまま使おうか悩み中。

ブッシュ軸受はオイルが漏れないように液体ガスケットを塗った後に

ガスケットを入れて取り付け。

取り敢えず今日はここまで。

まだ先は長そうです。

 

 

生徒紹介。

毎週来て教室で一番可愛い生徒さん。入ってから一年半位経つでしょうか。

手持ちの小さなカゴに入って通学していて、これは帰る時の顔(o^^o)♪

3時間の授業で待ちくたびれて何だか顔が疲れてる?

生徒さん作品紹介。

 

盛りワックスと言う手法を使って作ったペンダントトップヽ(*´∀`)ノ

アスティカコインみたいな感じでとってもミステリアス!

 

センターの石はクリソプレーズと言うカルセドニー(瑪瑙)の仲間です。

 

鉱物的にはカルセドニグループに属する石なのですが、その美しいアップルグリーンから、オーストラリア翡翠と呼ばれることもあります。

オーストラリアが産地なのですねヽ(・∀・)ノ

 

 

 

去年の年末から忙しく、中々レストアに集中出来ない日々が続いています。

外しておいたペダル、アームを綺麗にしましょう。

凄いサビです。ドラフトパットはゴムの切れ端が付いていて何だかな~って感じです。

MBのアームやペダルなのかな?

取り敢えず外してみましょう。

上は前にオーバーホールしたブレーキマスター、下が外したアームとペダル。

綺麗になるのか??

サビサビですがよく見るとGPWの文字。オリジナルみたいです。

ブラストしてみましょう。

ペダルもFマーク付き。アーム、ペダル共オリジナルで良かった。

こちらも錆止め塗装に入ります。

今回はブレーキ関係です。

車体からマスターシリンダーを外しましょう

それにしても汚いですね・・・。

取り外したのがこれ

シリンダーのゴムカバーがジャバラなのでMBの物だったのでしょうか?

ブラケットにもFマークが無かったので多分そうかも。

取り敢えず分解してみましょう。

各パーツが固着していてばらすのが大変(´・ω・`)

 

キャップの中もこの通り。汚~。

 

ピストンを外すのにクリップをコジって外しましょヽ(´▽`)/

フルードがすっからかんの状態で一滴も入っていませんでした。

ピストンにWAX状の固形物が溜まっていてこれは・・・

 

全パーツをバラしてこれから洗浄、サビ取り、サビ止めをしましょう。

一応半年前にリペアキットを購入していたので中身はそちらを組み込みます。

でもって綺麗にしたパーツがこれヽ(*´∀`)ノ

ブラスト掛けて見違えるように綺麗になりました!

先輩に確認をしていただいた所 WAGNER LOCKHEEDとメーカー名が

入って入ればオリジナルとの事、確認した所 WAGNER LOCKHEED有りまして

オリジナルで一安心です。

サビ止め塗装の後に組み込みします!

次回に続く(´∀`)

 

 

さて、外せる部品はどんどん外して直しましょう。

外したインマニ、エキマニ。オイルとサビでボロボロ。

インマニはブレーキのブースターホースが付いていたので余分なパーツが付いています。

GPWオリジナルだったようで良かった。

GPWの文字嬉しいですヽ(*´∀`)ノ

 

これをサビ取り材で取り敢えずサビを落としましょう。

サビ取りして中和してブラストします。

ボルトは残念ながらFマークではないですが、まあ本体はGPWなので良しとしましょう。

 

サビ止めして耐熱スプレーで焼付塗装します。

亜鉛、耐熱塗料焼付塗装で20年は錆びずに良い状態を保つでしょうヽ(・∀・)ノ

バイメタルもクリーニングしたら○Fマークが出てきのでこちらもオリジナルかな?

 

バイメタルやヒートコントロールバルブも一度バラしてブラストします。

 

スタッドは腐食してボロボロだったので新しくしています。

後はフラップを溶接とカウンターウエイトのレベルキーが無いので製作します。

いや~、マニュアル通りに組み込みや部品の洗浄やオーバーホールは本当に大変ですけど、苦労して新品の様に蘇る乗って良いですねo(^▽^)o

 

さて、ステアリング関係を何とか外してこれからオーバーホール。

 

ピットマン側のドラグラインを外して。

 

 

ピットマンアームを外しましょう。

 

 

ピットマンアームはナットで圧入されてるみたいなのでリテーナーを掛けて外してみます。

 

上手く外れてセクターシャフトを抜きます。

画像ではモリブデングリスが充填されていますが先輩にお聞きしたところ本来はオイルが充填される様です。

このギアボックスはニップルが付いていて、ガスケットも付いていませんでした。

整備されていない物はオイル漏れがでてそれを回避する為にグリスに変更する人がいるとの事です。

この部品はオイル仕様にしたいのですがプラグが手に入るかどうかで決めたいと思います。

 

 

洗油で洗浄してサビ取りのブラスト仕上げ、GPWの文字が入っているオリジナルのようです。

GPW、Fマークはやはり入っていると嬉しいです。

 

そして錆止め塗装、上塗り。

 

 

一週間ほど乾かしてセクターシャフトのオイルシールを圧入。

プレスを使って真っ直ぐ圧入します。

取り敢えず仮組みしていきます。

当初付いていたシムで仮組みしたところ、締まりすぎてベアリングのゴリゴリが発生。

もう一枚シムを追加して遊びのない自然に回る感じになりました。

ベアリングも交換予定でリプロ品を購入したのですが届いて見たらインド製で不安だったので使用中止。

オリジナルのベアリングは腐食も無く、受けも摩耗してなかったので洗浄して再利用。

 

まだガスケットが届いていないのとプラグが無いので仮組み。

 

ピットマンアームやボルト類は錆止め塗装のままなので組んでから上塗りしようかな。

 

外した当初から比べるとかなり良い状態なりました。

残りはシャフトのアウターを塗装剥離、仕上げかな。

シャフトも一応サビ止めします。

全てのパーツを錆止めして置けば安心感が全然違いますね!

 

ステアリング一つで今回も先輩に色々お世話になりました!ヽ(´▽`)/

無事にステアリング関係のオーバーホールが終わりそうです!

有難う御座いましたm(_ _)m

 

 

またまた生徒さんの作品紹介です!ヽ(´▽`)/

 

エチオピア産のオパールを使ったペンダントトップ!

大きな石で3センチ以上は有るのでしょうか。

 

変形石なので石座はワックスで製作、回りのネジネジは蜜蝋を使って引き目を付けた後寄りを入れて、石座と接合ヽ(・∀・)ノ

 

キャスト後は石座が石とピッタリ合って完璧なセッティングになりましたね!

インパクトの有る作品に仕上がりました。