2020年2月5日に開催された「クイーン・シンフォニック ロック&オーケストラ エクスペリエンス」を見て来たので忘備録。

内容はクイーンの楽曲を、東京フィルハーモニーのフルオーケストラとロックバンド、そしてシンガー達で演奏するというもの。

本家クイーンライブが終わって、余りの寂しさに販売期限ぎりぎりにポチったもので、取れた座席は3階席だったけど、それでもこの距離感。

実際に演奏が始まっても大迫力の音量だった。

 

先ずは楽団のみで「フラッシュ」や「オウガバトル」等のメドレーが流れ、その後にシンガーさん達が登場。

クイーンの楽曲のみを使用したミュージカル「WE WILL ROCK YOU」のボーカルを担当している人達だけに、もう歌声は本当に絶品。

女性シンガーはジェナ・リー・ジェームス、エリン・コーネル

男性シンガーはジョン・ボイドンともう一人は特筆すべきこの人!

ピーター・エルドリッジ!!

もうこの人の声が!!何だろうこの声は!
歌いだした途端に何かが噴火したような破壊力!
いやちょっと本当に所々「え…フレディ…?」と思ってしまうほどの声圧と迫力があった。
アダムランバートが頭上からガツンと叩きつけられる迫力ならば、ピーターは下から昇竜拳でぶっ飛ばされる様な迫力というか。
アダムといい世の中ってこんな歌上手い人がいるもんなんだなあ…。びっくりしたわ。
 
選曲は本家クイーンのライブでは演奏されなかったものも、じゃんじゃん出し惜しみなく演奏されて会場も大盛り上がり。
クイーンの曲って常々思っていたけど本当に壮大な仰々しい演奏が似合って、オーケストラで演奏すると1曲1曲がまるで長編映画を見ているかのよう。
特に「イニュエンドウ」なんかは演奏してる間に隕石落ちてタイムスリップして豪華客船が沈んでコーラの瓶見つけたわ。
まるで異空間にいるような感覚にさせてもらった。
 
後半では後ろのスクリーンに歌詞が出て一緒に歌えて、会場が一体になって楽しめた。
ラジオ・ガガなんかは、オーケストラの人達が前でハンドクラップしてくれるから、それに合わせて皆で一緒に合わせる事が出来るので「あれ…ここ手叩くところ?」という迷いが無くて良い。(笑)
 
ミュージカルのシンガーさん達が歌っているからか、曲のアレンジがミュージカルを思い出させるものが多くて、ほんっっっとーーにほんっっっっっっとーーーーにもう一回ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」が見たくて見たくて仕方なかった。
「ハンマー・トゥ・フォール」の最後の掛け合いなんて「うわあああなつかしいい!!」って涙が出そうになった。
まだロンドンでは上演してるらしいから、何とかまた日本に来てくれないかなあ…(´・ω・`)。
 
最後はもちろん「WE WILL ROCK YOU」「伝説のチャンピオン」で締め。
「この前ライブ行ったばかりなのに…」と一瞬躊躇しかけたけど、本当に本当に行ってよかった!
そしてこれで余計にQUEENロスに拍車がかかって今抜け殻のような状態に…_| ̄|○
ああ…本当にミュージカル日本公演実現しないかなあ…。