朝、会社に出かける前にも旦那に「今日は必ず禁煙外来に行くように」と

念を押され、内心(ちっ、忘れてなかったか)と残念な気持ちなりながらも

病院を探そうとネットで検索。

 

基本的に内科や呼吸器を扱っているところなら禁煙外来はある

との情報が多かったので、手っ取り速く近所の内科に目を付ける。

出来れば「うちではやってません」って言ってくれないかなあ

と淡い期待を抱きながら電話してみると

あっさり大歓迎(くぅっ…無念)

往生際悪くもたもた支度しながら病院へ。

 

「禁煙外来お願いします」というと、まず聴き取りとして

タバコについての問診票のようなものに記入、

その後ニコチン濃度を測る。

 

口の太いパイプの先に測定器が付いたようなものを咥え、

大体20秒ほどひたすら息を吹き込む。

 

タバコを吸わない人の数値が、大体0~5の数値になるのに対し

私の場合は15。

「これは相当高いですね~」と看護師さんにも驚かれる。

 

その後医師による診察があったけど、お医者さんと話したのは

ほんの1,2分ほど。

「飲み薬にしますか、貼るパッチにしますか」という選択だけだった。

私の場合、物凄い汗っかきでパッチだと剥がれてしまったり

被れたりしそうだったので余り深く考えずに飲み薬を選択。

「チャンピックス」という飲み薬を使う事になった。

 

この後、もう一度看護師さんの元に通され、今後の「禁煙計画書」

なるものを作成する事になった。

『この日に来院、この日に診察、この日に濃度の検査』などの

スケジュールを約3か月に渡って決めていく。

そうなると当然「この日から禁煙を始める」という日を決めなければ

いけないのだけど、タバコに未練だらけの私は

「来週位から始めようかなあ」などと考えていたら、看護師さんが

「もう今日から禁煙しましょう!ねっ!頑張ろうねっ!!」

と、キラキラした目で勝手に開始日を記入してしまった。

(いや患者さんの事を思ってくださる素晴らしい看護師さんだとは思うけれども)

こうして勝手に決められた禁煙記念日を皮切りに

禁煙生活がスタートする事になってしまった。