【プロマネ方法論】 スケジュールは作ることよりも監視することに意味がある | 淳志@遊戯三昧 〜全てを楽しむために〜

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一件書いたので風呂に入ろうかと思ったが、どうしても書いておきたいことがあるのでもう少しだけ。


スケジュールは何のために作るのか?


予定通りに終わらせるため。


そうかもしれない。


作るときは、きっちりと必要な作業を洗い出して


それが全て終われば完了するはずと思ってスケジュールを作るだろう。


世の中を見ていると、スケジュールを作って安心する人が多い。


作ったスケジュールに対して、日々どこまで終わったかをチェックしていく。


一見、スケジュール管理がしっかりとされていて予定通りに終わりそうに見える。


だが、大概、その通りに進めたからといって問題なく終わることはない。


理由のひとつとしては想像力があげられる。


早い話が、そのスケジュールでは足りないのだ。


作るものはわかっていて、そのために必要なものを書いてあるように見える。


ところが、よーく作業の流れをイメージしてみると全然足りないことがわかる。


想像力が足りなく、全てをイメージできていないからWBSに漏れがあり、結果予定通りに物が進まない。


だから、終わらない。


そこで必要なのがスケジュールの監視だ。


一つ一つのスケジュールの項目に対して、何がどういう状況なのかを監視する。


そして、必要があれば対処する。


予定していたものだけでは足りないものがあることがわかったら、それを組み込んだ内容に修正する必要がある。

それをやらずに、スケジュール上の進捗だけを管理していると、問題ばかりが起きてくる。



スケジュールは基準でしかない。


基準が基準通りに進んでいるかを常に監視し、その結果必要に応じて必要な対処を実施する。


これが進捗管理というものだ。


終わったかどうかの○×をつけることが進捗管理ではない。



あなたは大丈夫ですか?