一件書いたので風呂に入ろうかと思ったが、どうしても書いておきたいことがあるのでもう少しだけ。
スケジュールは何のために作るのか?
予定通りに終わらせるため。
そうかもしれない。
作るときは、きっちりと必要な作業を洗い出して
それが全て終われば完了するはずと思ってスケジュールを作るだろう。
世の中を見ていると、スケジュールを作って安心する人が多い。
作ったスケジュールに対して、日々どこまで終わったかをチェックしていく。
一見、スケジュール管理がしっかりとされていて予定通りに終わりそうに見える。
だが、大概、その通りに進めたからといって問題なく終わることはない。
理由のひとつとしては想像力があげられる。
早い話が、そのスケジュールでは足りないのだ。
作るものはわかっていて、そのために必要なものを書いてあるように見える。
ところが、よーく作業の流れをイメージしてみると全然足りないことがわかる。
想像力が足りなく、全てをイメージできていないからWBSに漏れがあり、結果予定通りに物が進まない。
だから、終わらない。
そこで必要なのがスケジュールの監視だ。
一つ一つのスケジュールの項目に対して、何がどういう状況なのかを監視する。
そして、必要があれば対処する。
予定していたものだけでは足りないものがあることがわかったら、それを組み込んだ内容に修正する必要がある。
それをやらずに、スケジュール上の進捗だけを管理していると、問題ばかりが起きてくる。
スケジュールは基準でしかない。
基準が基準通りに進んでいるかを常に監視し、その結果必要に応じて必要な対処を実施する。
これが進捗管理というものだ。
終わったかどうかの○×をつけることが進捗管理ではない。
あなたは大丈夫ですか?