何か間違いを伝えるときに、頭ごなしに否定してはいけない。
必ず理由とどうするべきかを伝える必要がある。
理由をいちいち説明するのは面倒かもしれない。
でも、きちんと理由を付けないと相手は理解しないかもしれない。
理解しないということは
「よくわからんけど、怒られた」
という印象だけが残る。
怒られたという事実だけが焼き付くから、何故怒られたかという方は薄くなってしまう。
結局、怒られたことは身につくことはない。
怒られたという事実ではなく
○○したら○○という理由で怒られた。
というようにしないと。
怒られるかもしれないが、ペットの躾だって一緒だ。
怒られたという事実だけを植えつけても何も出来るようにならない。
○○○したらダメだった。
○○○したら褒められた
という紐付けによって躾は進む。
子供の躾も同じだ。
怒られたという事実だけでは同じ事を繰り返してしまう。
何故怒られたのか。何故これをしてはいけないのかということを理解させることで同じ事を繰り返さなくなる。
こうみると、行動理論なんて犬猫や子供も大人もそんなに変わらないんだなぁとしみじみ思う。
考えることがちょっと高度になっているだけで、やっていることは同じだ。
ちゃんと説明されないとわからない。
大人って立派なようで、生き物なんてそんなに変わらないのかも。