何かに特化した集団を作りたい。
そうすると、範囲を絞ることを考えてしまう。
特化することでその分野はどこにも負けたくない
ということは、価格を抑えていいものを作らないと、というわけで効率化したり生産性を上げたりということになっていくが、何でもというわけにはいかない。そんなのはスーパーマンの集団にしか出来ないから、誰にも出来る方法で考え出す。
そうなると範囲を絞る羽目になってしまう。
これで、一部分に関しては誰にも負けないようなものになっていくが、これでは結局生きていけない気がする。
これが、他のところでは金をかけても出来ないスペシャルな一部分なら別だ。
誰にも真似できず、必要とされるとっかなら、十分に生きていけるのかもしれない。
それが出来ればこしたことはないが、残念ながら大概のものは、他の人に出来てしまう。だから、作るものではなく、作り方に革新的な要素を取り入れてコストと品質に強くなろうとする。
ここまでやると、ここでつらくなる気がする。
特化したことで、10の規模がある仕事の1にしか対応出来なくなる。確かに1の部分には特化出来るが他の9は負けてしまう。
結局ボリュームは減ってしまう
では、1に特化した集団を10作るのはどうか？
ボリュームも確保できるし一つ一つは負けない。
なんか出来そうな気がする。
ところが、これを実現するにはもともとの集団の規模を数倍に拡張する必要がある。ということは、それを支える作業ボリュームも数倍必要になってしまう。
そして、作業ボリュームを確保しきれなかった時の損失といったら、恐ろしいもんだ、
結局、力を入れる箇所を如何に見極めて、特化しながらしっかり営業するということになってしまうのだろうか。
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