大島 寛という選手を知っている人は今どれくらいいるだろう?

日本のフリスビーシーンを大きく変えた人物であり、衝撃を与えた選手だ。

1986年夏、ディスタンスという、日本人では到底外国人に勝てないと思われた種目において世界チャンピオンになった男である。


当時はまだフリスビーが全盛の時代で、国際大会においてもフリスビー以外のディスクの使用は認められていなかった。今の時代に「フリスビー」の特性を語れる人間が何人残っているのだろうか?


そんな男が学校の教師であり、突然目の前に現れて語りだす。

「フリスビーとは・・・」


ちなみに彼はわがクラスの柔道の担当教師で、最初の授業が柔道場ではなく教室でのフリスビー講座とあいなった。当然興味を持った生徒たちが何人か放課後に話を聞きに訪れた。

自分もそのうちの一人ではあったのだけれど他の生徒と少し違ったのはフリスビーに興味があったからではなく、「他のスポーツでも興味があるものにはどんどんトライする」と彼が言い放ったからで、自分は空手部を作ってほしかったのだ・・・中学まで10年以上も町道場に通い、全国大会にも出場し、高校も空手部と思っていた自分にとって空手部のない学校などとも思ったのだけれど、そこは親もいることだしってことで・・・


で、話を聞きに行ってみたらなんのことはない、そのままフリスビー持たされて気づいたら入部してた・・・

始まりとかきっかけなんてこんなもんだ・・・


ま、この辺の話は知っている人も結構多い。


でも実際に彼から教わった技術ってのはほとんどない。

グリップにしても、スイングにしてもテイクバックにしてもすべて彼を見て盗んだり、応用したり、最終的には自分の形が出来上がった。

今の自分のスタイルに大島寛の影はない。昔はよく「似ている」といわれたが、ディスクゴルフを専門的に始めてから自分のスタイルがどんどん変わっていった。よりブラッシュアップされたといった表現が的確かも知れない。


このブログでは、こういった昔話や、現在のディスクの特性なんかを織り交ぜて

技術解説とその練習方法、実際の試合での話なんかを徐々に書いていきたい