こんにちは。
メディカル・ブランディング&デザイン集団 "TOT's" 、
トランサージュの瀧口です。
今日もこちらのブログをご覧いただきありがとうございます。
言語学者の井上史雄さんが、
身の回りのことばに気をつけると、
色々なことが分かって楽しい、
ということをおっしゃっています。
およそ言葉の扱いの変遷を見ると、
大きな時代の流れが浮かび上がるそうです。
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明治以来の150年は3期に分けられます。
つまり節目は2つで、
第二次対戦の終戦、
昭和から平成への改元の頃、
になります。
戦前の第1期は「国粋化」
単一主義の時代
戦後の第2期は「欧米化」
欧米文化を積極的に取り入れ、
追いつけ追い越せの時代
平成になって第3期は「国際化」
世界のことばに接する機会が増えて、
多様性の尊重の時代
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井上先生は、この変遷を持って、
言葉への態度全体が厳格から寛容に変わった、
と唱えていらっしゃいます。
このことは、
時代の変遷とともに人々の気持ちの部分や
接し方にも投影されていないでしょうか。
単一的で押し付け的な価値観から、
多様な価値観への解放。
人種や信条を超えて、
互いを認め合う、
寛容の姿勢。
でも、そう見えて、
実は解放的でなかったりするときも
しばしば見受けます。
絆、絆と騒ぎながら被災者を菌扱いする人たち、
自国を守るために移民を排斥する人たち・・・
グッゲンハイム美術館のインスタグラムに
こんな写真が上がっていました。
今だから、
グッと考えさせられるメッセージ、
に見えます。
Hope
Peace
Tolerance(寛容)
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