こんにちは。

 

メディカル・ブランディング&デザイン集団 "TOT's" の瀧口です。

今日もこちらのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

さて、今日も前回に引き続き、アメリカの医療機関評価について考えてみます。

 

アメリカの第三者機関による病院評価の一つ、Best Hospitals は、

全米の病院を対象に、US News & Reports 社によって毎年評価実施され、

発表されています。

 

 

シカゴ大学により1993年に開発されたとされる評価手法は、

全米の病院を16 の診療分野について4つの指標で評価し、

総合評価(Honor Roll)とそれぞれの診療分野ごとにランキングされます。

 

診療分野は、

がん/循環器内科及び循環器外科/内分泌代謝/

耳鼻咽喉科/消化器内科及び消化器内科/老年科/産婦人科/

腎臓科/神経内科及び神経外科/骨代謝/呼吸器科及び泌尿器科/

眼科/精神科/リハビリテーション科/リウマチ科/泌尿器科

で、各領域のTop50 が全米の約5,000 病院の中から選出されます。

 

因みに、2016-2017 の評価で各診療分野別評価を含めて

TOP50に残ることのできた病院は154 病院のみでした。

 

総合評価(Honor Roll)は、その中でも最高位の総合評価を受けた病院、

Top20 のみが受けることのできる栄誉です。

 

評価軸は、

1.専門医評価、2.生存率、3.医療事故、4.その他の質に関わる要素

(看護師数/患者数/臨床技術など)のなっていて、

それぞれ27.5%、37.5%、5%、30%というウェイトで最終評価が下されます。

 

Best Hospitalsでユニークな評価が各診療領域別専門医による評価です。

例えば循環器科なら、全米の病院循環器専門医に対して、

”重篤な循環器疾患になった場合に推薦するあなた以外のTOP5 を挙げてください”

という方法で調査集計し評価します。

 

Best Hospitals は、この様に第三者機関が全米の病院を

横断的、かつ論理的な評価軸で公正かつ客観的評価を行うことに加え、

全米のプロフェッショナル(専門医)が互いを評価をし合った結果までも

評価要素に含まれているのです。

 

Best Hospitals 2016-2017で最高位に輝いたメイヨー・クリニックが、

全米のみならず、ヨーロッパやアラブの国々の王族や皇族を含め、

世界中の140カ国以上の国々から1日に130万人以上の外来患者さんを迎え入れる、

という驚異的な集患力を誇るのは、そのブランド力と共に、

Best Hospitalsという評価への信頼力も重要でした。

 

 

日本が将来に向けて医療を成長産業の一つとして、

世界中からの患者さんを受け入れるためには、

クチコミなどの主観的評価の集合ではなく、

出来るだけ偏りなく横断的な第三者評価が現れることを待ち望む声は、

多いのではないでしょうか。

 

 

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ブランディングは、ビジョンと共棲しています。

ビジョンがなければブランディングはできません。

ブランディングがなければ、ビジョンは共有されません。

 

 

ビジョンを明確にしたい、

これからの自院のあり方を考えたい、

とお考えの先生、

是非一度ご相談ください。

 

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