No.12 山陽電鉄爆破事件

普段、
我々が当たり前の様に利用する
電車、鉄道。

通勤、通学、お出かけ
といった様々な用途で多くの人々が
利用する今日、

「不審物をお見かけしましたら…」

などと言ったアナウンスを
よく耳にすることがあるだろう。

それはこういった
卑劣な事件が原因なのだろう。


【事件概要】
1967年6月18日14時05分
兵庫県神戸市垂水区に位置する
山陽電鉄本線
電鉄塩屋駅(現・山陽塩屋駅)
構内において、
電鉄兵庫駅発電鉄姫路駅
(現・山陽姫路駅)行き
普通電車網棚に置かれていた
荷物が爆発し、
乗客の22歳女性が即死
重体の39歳女性が後に死亡するなど、
2名の死者29名の重傷者
出す大惨事となった。

警察によれば、
塩素系カリウム硫黄
混合物による火薬
時限式起爆装置
取り付けられたものであったが、
未解決事件となった。