フォボス2号のUFO


1988年7月
旧ソ連が火星に向けて打ち上げたフォボス1号・2号は順調に飛行を続けていたが、1号は2ヶ月後、火星に向かう軌道上で突然消息した。

また、2号も1989年3月、衛星フォボスの接近調査を行う寸前に消息を断った。

旧ソ連の科学者チームは、原因は制御コンピュータの故障、もしくは何らかの物体との衝突とコメントした。

フォボス2号が消息を断つ直前に送られてきた画像には火星表面に葉巻形の物体が写っていた。

その物体が衝突に関与しているかどうかは論議されることはなかった。

1991年12月

アメリカで開かれた記者会見で旧ソ連の宇宙飛行士はフォボスに急接近する謎の物体が写し出された未公開の赤外線写真を発表した。



翌年、ロシアはこの写真を含めた問題の映像を再検討し、写真には明らかに移動する物体が写っているとの見解を示した。

人類の火星探索を拒む何らかの意思が働いているのかもしれない…
この写真は様々な憶測を呼んでいる…


記者  青木伸悟