No.6 名古屋少年匕首殺害事件
1945年8月30日夜、
名古屋市北区の路上において、
少年3人が脅迫され
金銭を奪い取られた上、
匕首で切り付けられ、
1人が死亡、
1人が負傷する
強盗殺人事件が発生した。
愛知県警察部では、
犯人として朝鮮人1人を逮捕した。
まもなく殺人罪 等で起訴され、
名古屋拘置所に拘置されたが逃亡し、
消息不明となった。
名古屋地方裁判所では、
公訴時効の成立を阻止するために
数年おきに公判期日の指定を繰り返した。
事件発生から50年以上が経過し、
しかも犯人が数年前に韓国に逃亡し、
日本に入国する可能性が
低くなったことから、
2001年に名古屋地方裁判所は
免訴の判決を言い渡し、
裁判は打ち切られた。
出典
最近の判決NO5(01年4月~01年8月)