No.001 池袋駅構内大学生殺人事件
年齢は20代後半~30代後半。 身長は170~180cmでがっしりとした体格。 右の目尻に3つの古傷がある。 目つきは据わっている。 二重あごである。
1996年4月11日の出来事である。
1日に約250万人ほど利用するターミナル駅、
池袋駅で事件は起こった。
時刻は午後11時30分ごろ。
池袋駅の山手線外回り7・8番線ホームで、
当時立教大学の学生であった
男性(当時21歳)が男に絡まれ、
顔を殴られ転倒した際に後頭部を強打し、
5日後に収容先の病院で死亡した。
目撃者の証言によると、
犯人は事件後、
山手線で日暮里駅方面に向かったというが、
その後の足取りは不明となっている。
被害者の男性は帰宅途中で、
犯人の男と何らかのトラブルに
巻き込まれたと見られている。
【目撃情報】
事件は池袋駅の山手線ホーム上で
起きたこともあって、
近くで数十人に目撃されている。
以下、
目撃情報に基づいた犯人の特徴である。
またこれらの情報などを基に、
犯人の似顔絵が作成され、
現場となった池袋駅などにも貼られている。
(冒頭に掲載している画像)
【事件後の目撃情報】
事件から2か月後、
似顔絵とよく似た男を
北千住駅で目撃されている。
この男は駅前のパチンコ店に入った後、
常磐線快速に乗って柏駅まで移動した。
同駅の改札を一度出た後に
再度定期券で入場して
我孫子方面のホームに下ったところで、
電車から降りてきた
乗客に阻まれ見失ってしまったという。
なお、同駅は犯人の足取りが
最後に確認された日暮里駅より
常磐線快速で5駅目にある。
【備考】
この事件では被害者の父親が
賞金を懸け情報を収集するなどしているが、
未解決事件となっている。
また、被害者の父親は、
事件発生から10年後、
2016年には、
他の犯罪被害者の遺族らに参加を呼び掛け、
「犯罪被害者家族の会Poena ※(ポエナ)」
を発足させた。
※ 犯罪被害者家族の会Poenaの活動内容
・殺人事件や凶悪事件の時効延長を求める活動。
・犯人の情報提供を求める活動。
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事件発生から22年も経つ。
この情報を見る限り、
突発的な事件と推測されるが、
結果的に殺人事件を起こした犯人は、
未だ何処かに潜んでいる。
充分に注意して欲しい。
出典
JR池袋駅山手線ホーム上立教大学殺人事件
:警視庁
犯罪被害者家族の会 Poena 公式サイト