今日は一日中雨と強風の荒天でした。
狭いリビングに布団を敷き、家族4人並んで寝たあの日。
電気を消したリビングで
つけっぱなしにしていたテレビを見ながら、
チェルノブイリの事故が起きた中学生の時
広瀬隆の「危険な話」を読んで
自分の住んでいる場所が怖くて怖くて
眠れなかった夜のことを思い出していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/timeline2011/
当時小6だった息子①は、就職で親元を離れてから2年。
当時小4だった息子②も、高校を卒業しました。
我が子の成長に、「8年」という時の流れを感じます。
昨年の11月11日。
所用で仙台を訪れる機会があったので
荒浜の慰霊碑に手を合わせてきました。
荒浜地区と七郷地区で津波の犠牲になった
2歳から90歳まで、186名のお名前が刻まれた慰霊碑だけが
この場所にそれぞれの暮らしがあったことを教えてくれます。
でも、新たに生まれる命も確かにあって。
世の中には怖いことや辛いこと、悲しいこと
自分の力ではどうにもならないこともいっぱいあるけど
空を見上げて思い出そう。
命があることを。
命を楽しんでいこう。
笑顔で生きていこう。