前回、「眼窩下神経ブロック」で普通の生活を送れるようになった
という話をしました。
今回は私の治療方法が「三叉神経ブロック」に至った理由について
お話したいと思います。
私が三叉神経痛と診断されてから服用していたのはプレガバリン(リリカ)でした。
最初は75㎎を朝夕2回服用、私の場合は痛みが同病の方に比べて軽かったようで、
約2年半ですが途中途中に休薬していた期間も長いです。
実は昨年痛みが再発してからプレガバリンを一日300㎎まで増量したのですが、
効きが悪くなってきたため、前回ブログに書いた通り
三叉神経ブロック(眼窩下神経ブロック)をしていただきました。
同時に一週間かけてプレガバリンからカルバマゼピン(テグレトール)に
薬を変えることになりました。
ところがカルバマゼピンに切り替えておよそ40日後、首に発疹が出ました。
翌日は胸や腕の内側にもぷっくりとした痒みのある発疹が広がってきたため、
近くのクリニックへ行ったのですが、「薬疹と確定できないので
薬を処方された病院へ行った方がいいですね」と言われてしまいました。
発疹はお腹周りにびっしり、そして背中、上肢下肢へと全身に広がっていきました。
口内炎もでき、微熱も出てきたため電話で理由を話し最短の予約をとりました。
検索すると、カルバマゼピンは薬疹等の副作用が出やすい薬とのこと
また、重症薬疹に罹ると命をも脅かす危険があることもわかりました。
再診当日(薬疹出現から7日後)は皮膚科に回されました。
全身用にリンデロン-VG軟膏0.12%とヒルドイドソフト軟膏0.3%の混合薬、
顔と首用にロコイド軟膏0.1%、痒み止め用内服薬として
オロパタジン塩酸塩錠5㎎が処方されました。
皮膚科受診後、左眉の上に麻酔(眼窩上神経ブロック)も打ちました。
第2枝の三叉神経痛でも目の奥や額などにも痛みが来ることがあります。
翌日から2日間は瞼が腫れましたが、3日後には腫れもひき、元に戻りました。
37.2~38.2℃の熱が6日間続き、いくつもできた口内炎が痛くてつらかったです。
毎日の状態はのちに役立つこともあるので記録に残しておきました。
身体の薬疹も写真に撮っておいたのですが、
残念ながらお見せすることはできませんので悪しからず^^
こちらが薬によるアレルギー検査の結果です。
やはり、カルバマゼピン錠によるアレルギーは陽性でした。
この結果により、私はカルバマゼピン(テグレトール)を今後服用できません。
今は痛みがないので、もしまた痛みが出た時のためにプレガバリン(リリカ)を
一週間分処方してもらって、その間に再診予約を取ることになっています。
大学病院なので半年以上受診していないと「選定療養費」が発生して
7700円余分に支払わなければなりません。
なので痛みがなくても半年以内に一度再診予約を取って
主治医に現在の状況を報告しようと思っています。
このひと月の間に、手術をされた方のブログなども拝読させていただきました。
一度の手術で治る方がほとんどいらっしゃらないことへの驚き、
脳外科手術になるのでリスクを伴うことも覚悟しなければならないのですね・・・
三叉神経痛の名医も数名いらっしゃるようですし、
直接お問い合わせもネットからできるようです。
でも今は手術のことは考えず、可能な間は神経ブロックで対処しようと思います。
同じ三叉神経痛を患っている方が少しでも痛みのない生活ができますように・・・
お読み下さりありがとうございました♪