株式会社フレンドマークの五十嵐です。
経営を成長させる意思決定は、どのように行えば良いのでしょうか
意思決定ができないと倒産する!?
小さなビジネスから大規模な事業まで、その形態や型式に関わらず経営には意思決定が必要です。
経営の意思決定とは、その事業の発展につながる決断を下すことを指しています。
いくら優れた技術を容易に利用できる時代になったとはいえ、この経営の意思決定を誤れば、事業は継続できません。
そこで今日は、経営の意思決定における基本となる3ステップを説明いたします。
経営判断をする際の基本の3ステップ
ステップ1は、知識や情報のインプットです。
どんな意思決定であっても、知識や情報が不十分では正しい判断ができない可能性が高いです。
ステップ2は、自力で行えるプロジェクトなのか、他社の協力が必要なものなのかを判断することです。
もしすぐに自社や自分で行えるのならまさしく実行すれば良いですし、逆に他社や他人の協力ないしは外部のツールやリソースが必要な場合はそのための提携の準備に入る必要があります。
ステップ3は、分析です。
必要なリソースを確保して実行をしたら何かしらの結果が出るわけですが、その結果を支えている要因を分析し、利益を生み出し続ける仕組みとして構築していくことが大切です。
会社にとって最善の決定とは?
もちろん一人の経営者として、より細かい意思決定が必要な場面があることは十分に理解しています。
しかし、私自身も経営上の意思決定に迷ったら、上記のプロセスで抜け落ちている段階はないかをチェックした上で、会社にとって最善の決定ができるように検討し直すことが多いです。
この「会社にとっての最善の決定」とは、基本的にはリスクを回避して利益を上げられる判断のことだと言えます。
ただし、それは同時に、お客様にとって最大に価値の高い決定であり、従業員や関係者にとってもメリットの大きな決断でなければいけません。
「三方よし」とよく言われますよね。
- 売り手(会社や従業員)
- 買い手(お客様)
- 社会(関係者や地域や一般的な影響)
にとって、どこから見ても良い決断ができるのがベストです。
そのために必要な意思決定に迷ったら、今日の3ステップを活かしてください。
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