(noteより)
満を持して「地下足袋」デビュー
さて、「日本人の本来の歩き方」が取り戻せているのかどうかはよくわからないが、ケンスケさんが「地下足袋登山」を始めたことに触発されて、私もまねをしてみることにした。
その理由は「おもしろそう」だったから。
お試しは、家族との高尾山登山でやってみた。
地下足袋を履いて歩いてみてまず感じたのは「アスファルトの上を歩くのは足の裏が痛い」だった。
こんな平らなところを歩くのが、なぜ痛いのか?
でも、土の山道が始まると、急に平気になる。でこぼこ道や石のゴツゴツした道でも、なんともない。
一応外履き用に底とつま先がゴムでコーティングされている地下足袋ではあるが、地面の形状はダイレクトに感じる。
それでも、山のなかを歩くのは平気だった。
ところが。
次第に右足に痛みを感じるようになる。つま先が痛い。右足だけ痛い。
そういうわけで、無理はせず、下山は普通の靴に履き替えた。
なぜ右足だけこうなるのだろうか、という疑問を残しつつ。
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