ひょんなきっかけで
尊敬しているリアル教育ママ友から
レコメンドしていただいた
逆ソクラテス !
読んでみました!!
怪物園 街どろぼうのjunaidaさんが
表紙のイラストを描かれています
逆ソクラテスは
おそらく中高生~大人向けの本なんですが
内容としては小学生が主人公なので
保護者は勿論、高学年やそれに匹敵する読解力のあるお子さまの読書に
おすすめだと思いました!
内容は、
小学6年生のこどもたちが、
現実世界で
嫌な登場人物に立ち向かう話でした
小学生高学年が絶妙にリアルに遭遇しそうな
厄介な登場人物が立て続けに現れます
先入観ですべてを判断する、感じの悪い教師 とか
迷惑行為をわざとやりつづけるクラスメイト とか
低学年向けの本で例えると
↓こういう子とどう関わっていくか…(違うか)
よくまぁ絶妙に実在しそうな厄介な登場人物を思い付くなぁと思ったら、
伊坂幸太郎先生と編集者の経験上実在した癖の強い人物がモデルになっているそうで…
というかどの物語もそうではあると思うのですけれど💦
そして立ち向かうんだけど、
結局子どもって無力で
モヤッとしたまま終わっていく短編集×5
少年漫画であれば痛快に退治しますけどね、
この本は勧善懲悪しようとするも、
ヒーロー側のつめが甘くてうまくいかない
悪にはなにをやっても暖簾に腕押し
みたいな歯切れの悪さ、それがリアル
感情移入しづらそうな登場人物の年齢設定だなぁ…
という先入観を持って読み始めましたが、
もののの見事に覆されました。
小6の無力さとか理不尽さとか、
大人に抗えない歯がゆさに
自己をトレースしてしまい…
あぁーこうだったよなぁ、
子どもには子どもの世界に嫌なことが沢山あり
嫌な人たちと板挟みになって、
勉強やる気になっても妨害されて、
そりゃあストレスたまるよなぁ…
などという感想を抱えながら、
読み始めに覚えたとっつきにくさとは裏腹に、
読み終えて非常にぐったりしました←※なのに刺激探求型HSPだからどんどんそういうの読んじゃうw
それでいて
子どもには読ませたい話ばっかりでした
が、HSCのお子さまは憔悴しちゃうと思います
いやー、もう小6には戻りたくないな笑
小学生はこんな世の中を生きているのか。
そりゃゲームとかに逃避したくもなるよねぇ
身体は衰えていくけど、
アラサーアラフォーのほうが
生きる知恵 を身につけて、
理不尽な人から逃げる術とか
生きづらさをカバーする方法とか
めんどうごとの回避力はついていくんだよなぁ
中学入試の国語の問題文として
よく利用されるらしいというのは、
こんなストレスを多く与えてくる人(教師含む)がクラスにいたらあなたはどうしたら良いと思いますか
と問いかける意図がありそーーー
対処してうまくやっていける子かどうか
という学校側からの問いにも思われますよね
もー、なんだか、
寝込みそうです←
シマエナガに癒されましょ
た、ただでさえかわいいシマエナガに、
多肉植物…!?
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)