日本人・東研作 -10ページ目

日本人・東研作

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コンビニで、『暖かいものと冷たいもの、袋分けますか?』と聞いておきながら、すでに半分くらいその品物を同じ袋に詰め込んでる事が時々ある。
だからといって、その言葉を遮り、袋を分けてもらうのは如何なものか?と、常々思ってたが、まぁどっにしろ、たいした事じゃないので、どーでもいいやって思ってた。

帰りにコンビニに行ってレジで並んでたら、年齢的に60歳くらいの、どう見ても品があるとは言いがたいオッサンが、自分と同じような疑問を持っていたのかは定かではないけど、事務的に袋を分けるかどうかを質問に対して、『お前そんなん言いながら、袋に入れてるやんけ』って、別に怒ってるわけではないけど、店員からすればあまりいい気はしないようなトーンで言ってた。
高校生くらいの店員は、少し驚いたような感じで、少し慌てながら袋を分けよとしたが、すかさずそのオッサンが、『せやったら、はなから分けとけ』と、少しだけ怒ったような口調で言った後、『別に一緒でもかまへん』、と、どことなく勝ち誇った感じで言ってた。

その後ろで、その光景を見てた自分としては、早よせぇカスと思いつつ、この前に行った熊谷守一美術館で見た絵のタイトルが思い出せずに悩んでた。

自分の周りは、ある意味平和だな。
先週の木曜日と金曜日、念願だったジョニー・ウィンターのLIVEに行った。
会場に入る前は、整理番号が良くなかったせいもあって、妙に冷静でドキドキすることも無かったが、中に入って前から3列目に場所を確保できた瞬間、急にドキドキしてしまった。

彼のバックバンドが演奏中、ジェームス・ブラウンのようにガウンをはおり、日本人女性2人と一緒にジョニーは入ってきた。
10代の頃からのアイドルが、腕のタトゥーまでハッキリ見える距離でスタインバーガーのギターを抱えて演奏していた。
色んな事が、もうどうでもよくなったというか。
一言で言えばそんな感じだった。
無駄なMCも無く、曲が終わると水を飲んですぐ次の曲をやる。
アンコールでファイヤーバードを抱えて出てきた瞬間、あまりにも嬉しすぎて笑ってしまった。
色んな表現があるんだろうけど、とにかく嬉しかった。

帰り、ゆりかもめの中で、本当に美しい夜の東京の景色を眺めながら、明日もう1日あるんだという事が本当に嬉しかった。

翌日、朝から築地で寿司食べたり新宿に繰り出したりしていた。
ハイテンションのせいで眠れなかったが、不思議とテンションは維持されてた。
昨日に比べたら少し後ろになってしまったが、それでもいい席だった。
会場はLIVE前から盛り上がっていたし、自分も早く始まらないかなぁ、とずっと思ってた。

前日とは違い、一人でジョニーは入ってきた。
ハイダウェイを弾くジョニーに、後光が差してるように思えた。
ジョニー・B・グッドやグッモーニング・リトル・スクール・ガールでは、障害者ブースの人が立ち上がり、曲を楽しんでた。
その光景を見たとき、なんか嬉しかった。

LIVEが終了してから、個人的には嬉しいハプニングがあり、よりかもめから眺める景色で余韻に浸ろうという思いは出来なかった。
そのせいで朝までよく知らない場所で酒を飲んだ。
まぁとにかく、何もかもが楽しかった。

曲の途中、ギミー・シェルターをジョニーは歌ったとき、今の日本に対するメッセージのように思えた。
昨日は梅田にクロッキー。
最近、参加した時は固定ポーズばかりだったけど、どうしてもクロッキーをやりたいな、と。
上手くなりたいというより、まぁ上手くなれればそれにこした事はないんだろうけど、もっと基礎力を上げたいというか、今のままじゃお話にならない、みたいな。

結論的に言えば、非常に楽しかった。
ひとつのポーズに時間が制限されているせいで、集中力が出るし、それ以上に、自分が気に入ったポーズがわずかしか時間が無い時の葛藤というか。。。
ああいうのが一種のマゾヒズムなのかなぁ。ドSなのでよくわからんが。

終わったときの心地よい疲労感が気持ちよかった。
マラソンをやってゴールしたみたいな感動というか。
楽しかったって事は時々あるけど、非常に楽しかったってのは、絵を描いていて久しぶりに思った。
時間を作り、もっとクロッキーをやりたいなぁ、と。