警部補 矢部謙三
音源、ようやく一曲仕上がったのですが、聴き返し~リテイク箇所選定作業中にて、2日ぶり記事更新にも関わらずネタのネタに失踪、ではなく失笑。でもなく疾走。
テレビ朝日ドラマ、トリックの派生作品。生瀬勝久さん演じるダメ刑事・矢部謙三の事件簿。事件を解決するのは主役の周囲の人々で、そこに主役のヘタレっぷりをリンクさせて笑いを取ろうという体裁になっているのですが、実のところ矢部謙三、それほどダメ刑事にも見えないのが微妙というか味噌というか。
生瀬勝久さんのキャラ立ちにシナリオが頼り過ぎている印象もなきにしもあらずですが、潜入捜査先での切り返しは、自己保身という目的に特化しているものの、その胆力は確かに何かを“持っている”人物であることが示されている、という見方をしても良いのだと思うし(というか矢部謙三の場合は何かが“無い”事が重要な要素となっているのだけれど(笑))。
最終回で学生時代の片思いの人の前で演じる大見得は、存外こんな人が上司だったりしたら仕事うまく廻って行くのかも、とわたしは感じました。
…しかし巨乳グラドルの原幹恵が、矢部謙三と同い年という設定は、その意図がよくわからない(笑)。
