Room Temperature Live
ディスク: 1
1 Wave
2 Just Good Friends
3 Vision
4 Time to Run
5 Four Pails
6 Comet, The Course, The Tail
7 Ophelia
8 Happy Hour
9 If I Could
10 Something About Ysabel's Dance
11 Patient
ディスク: 2
1 Cat's Eye/Yellow Fever (Running)
2 Skin
3 Hemlock
4 Our Oyster
5 Unconscious Life
6 After the Show
7 Way Out
8 Future Now
9 Traintime
10 Modern
90年発表。数多く流通しているハミルさんのライブ音源ですが、本作はベースとヴァイオリンというちょっと変わった編成での演奏となっています。
編成のせいか、ヴァンダーグラーフジェネレーターのような爆裂する奔放さといった様相は幾分か影を潜めているようですが、楽曲は実験を試みたスタジオ録音版と比較して、ハミルさんらしくフリーキーさの中に美しい旋律が屹立するという、本来のかくあるべき魅力を放っているように感じられます。
スタジオ吹き込みなどはメモ書き或いはラフスケッチ程度に、ライブで推敲を重ね高めて行く、といった手際なのかな…?。またしても本当のところは勿論知りませんが(笑)、実際残された音の変遷を時系列順に追って聴いてみれば、そんな想像に納得させられるように感じられています。音楽家として至極真っ当だな、とそんな風に感じられるのです。
