AKB48の前田あっちゃんの卒業公演の中継番組を観た。わたしの感想は一言、


“あっちゃん綺麗だなぁ…”



でした。

公演最後にAKB48の主要(?)メンバーからの送辞があったのだけれど、AKB48のメンバーとして苦楽を共にしてきた仲間の門出を祝う気持ちが、言葉そのものと、お一人お一人の佇まいから伝わってきてホロッと来ました(個人的には篠田麻里子の言葉が素敵だったなと感じています。レトリックでああいうことは言えないな、と)。


“会いに行けるアイドル”と“夢に向かって頑張る少女たちの姿のそのプロセスを公開する”という秋元康の当初の思惑は、きっと現場で舞台に立つ彼女たちの奮闘に引っ張られて、大きく変貌したのではないだろうか?。きっとそれを牽引してきたのがあっちゃんだったのだろうな、と。

金儲け主義が過ぎる、という批判と揶揄もあるわけだけれども、秋元康一人の思惑でこうなならないとは断定出来ると思う。やはり彼女たちの頑張りが、一人の独断的な思惑を良い意味で裏切り続けた結果、ここまでの注目を集めるようになったのではないだろうか?(秋元康は頭が良い人だから、それをも期待して始めたのだろうとは思うけれど、現実に現場の人間が頑張ってくれなければもとも子も無いわけで)。



それにね、老若男女問わず皆好きなんですよ、若い女の子が凛とした清々しさを以て頑張っている姿を見られることが(男が頑張るのは当たり前)。頑張りが意固地さとセットになって嫌み臭い人になる人も居はする訳だけれども(かつまーとかね(笑))。


“守るべきご婦人を沢山持てることが殿方は嬉しいのです”


という、ターンエーガンダムのハリーさんとキエルさんの会話をふと思い出しています。