瞑想中に意識が逸れていってしまい、気が付いたらなにか考えてしまっている人、結構いると思います。
瞑想の基本は集中であり、感覚に集中して思考しないことを目指します。
がしかし
最近やってきてなんとなくわかってきたことがあります。
それは
「思考しない」のではなく
「感覚に集中すると思考が消える」のです。
この2つの意味はまるで違います。
「思考しない」では意識的に、直接的に思考にアプローチして思考を消そうとしております。
例えば瞑想中に思考が湧いてきたら
「あ、思考だ。思考消えろ思考消えろ思考消えろ・・・・・」
という風に頭の中で3回唱えて再び呼吸に意識を集中するというような。
多分これではすぐに意識が霧散してしまって、しかも集中するにはきついのではないかと思います。
「感覚に集中した結果、思考が消えている」
これが瞑想が目指している境地なのではないかと思います。
具体的にやることはひたすら感覚に集中することです。
普段生活している中で私たちの「意識」は常に考えるか、感覚を感じ取っています。
そしてそれらはバランスをとっています。「思考」ばかりの時は「感覚」を無視しちゃえ、
脳みその仕組み的にそうなっているのです。
ならば逆もまたしかりで
「感覚」を感じ取りたいから「思考」は無視しちゃえ、と。
このように感覚に集中すると思考の割合が減っていくことが最近ようやくわかり始めました。
瞑想始めて1~2年経ってるのに今更・・・・・・。
このタイトルの瞑想のコツについて書くと
「やや強い刺激を連続的に感じ取ろうとする」
ことが初心者がうまく「無」を体感できる行為ではないかと思います。
なんで思考が湧いてきてしまうのか?
「感覚の割合が小さいからだよ」
頭の中を感覚で埋め尽くせば思考は消えますよ。
居場所がなくなって。
だから鼻呼吸のみの瞑想があまり続かない。
刺激弱いんだから・・・・・。
最初のうちは感覚を感じ取る技術があまりないから鼻呼吸のわずかな触感を感じ取りにくい。
1か2ほどでは脳にはないものとされ、かき消される。
感覚を連続写真のように「パッパッパッ」と感じ取っていく。
連続的に感じ取ると思考している暇がない。
同時に意識が飛びそうなのものとどめておけるから集中力の練習になるのではないかと思う。
今日はここまでにしておくか。
また20分やってから寝ます。