私はよく鏡を見ます。
まず自宅では、洗面所の鏡や姿見はもちろんのこと、手の届く範囲に必ず卓上の鏡を置いています。
外出時も、手鏡は常に持ち歩きます。
とはいえ最近はiPhoneの保護フィルムが鏡面ガラスなので、あえて手鏡を取り出すことは減りましたけどね。
まあ何にせよ、かなりの頻度で鏡を覗いていることは確かです。
気付いたら1時間くらいずっと鏡を見ていることもあります。
そういう時、ふと自分はナルシストなのかな?と思ったりします。
…ええ、おそらくその気はあると思いますよ(笑)
でもべつにギリシャ神話のナルキッソスのように、自分の姿に恋をして、うっとりと眺めているわけではありません。
どちらかと言うと、自分を客観的に見つめ直す、という意味合いが強いような気がします。
顔は口以上に多くを語ると思います。
私が見る限り、人間はたいてい言葉では簡単に嘘をつけます。
特に日本人は言葉が巧みですからね( ̄▽ ̄)
でも、顔で嘘をつくのは苦手な人が多いように思います。
中には、仮面を被って巧妙に本心を隠す人もいますが、そういう人の表情はどこか胡散臭くて、敏感な人には見破られてしまいます。
かくいう私も、顔を作るタイプなんですけど、バレる人にはやっぱりバレますよね(笑)
一人きりでいる時に、鏡を見ると、自分がけっこう色んな表情をしていることに気付きます。
そこには心の奥にある本音が現れています。
だから、自分を見失いそうな時には、鏡と向き合ってじっくり対話するんです。
そして、鏡の中の自分が自然な笑顔を浮かべた時、心のわだかまりはいつの間にか消えています。
何でもない普通の日でも、鏡に向かって笑いかけるだけで、世界が明るく見えることがありますね。
笑顔にも色々ありますが、私は大輪の花が咲き誇るような、華やかで美しい笑顔に憧れます。
その微笑みがあれば、きっと世界は薔薇色になるのではないかと期待しています。
いつの日か、その笑顔を鏡の中で見つけられたら良いな(^ ^)