$neo's scrapbook


ジョニーのママは、昼下がりに愛人を家に呼ぶときは、
ジョニーをいつもクローゼットに入れた。
ある日、いつものように愛人が訪れていた時、

…と外で車の音が!?

「大変!!夫が帰ってきたわ!隠れて!」愛人はジョニーと一緒のクローゼットに隠れた。
「おじさんこんにちは!」
「や、やあ…」
「ここ真っ暗だね」
「…そ、そうだな」
「おじさん、ボクの野球ボール買わない?」
「買わないよ!」
「あれ??へぇー、僕にそんなこと言っていいのかなぁ?本当にいいの?」
母親とのことがバラされても困るので、男は買うことにした。

「…買うよ。いくらだ?」
「30ドル」
「30ドル!?」
しかしバラされるよりマシと、お金を出した。

1週間後、また、ジョニーの母と愛人が…
また車の音が!!

「夫が帰ってきたわ!隠れて!」
男はまたジョニーと一緒のクローゼットに隠れた。
「おじさん、ここ真っ暗だね」
「そうだな…」
「ボクのグローブ買わない?50ドルにしとくよ」
「50ドル!」
やはりバラされるよりマシと、男はお金を払った。


日曜日、パパがジョニーに言った。
「ジョニー、キャッチボールしよう。
ボールとグローブを持っておいで」
「ボールもグローブもボク売っちゃったんだ」
「いくらで?」
「ボールとグローブで80ドル」
「80ドル!?そんな高く??ジョニー!一緒に来なさい!!」
パパはジョニーが何かよからぬことをしたと思い、
教会へ引っ張って行った。
「ジョニー!神父様の前で懺悔しなさい!!」
ジョニーは懺悔の部屋に入り、分厚いカーテンを閉め切って言った。

「ここ真っ暗だね」




「こ、ここでもそれを言うか!!」
神父様の声がした…






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