Cidade de Deus
   neo's scrapbook


《 あらすじ 》

60年代後半のブラジル、リオデジャネイロ郊外の公営住宅「シティ・オブ・ゴッド」
そこに集まった貧しい少年たち…
強盗、殺人にも手を染めるチンピラばかり。その中でも写真家を夢見る少年ブスカペ、
ギャングのボスを夢見るリトル・ゼ、恋人との幸せな生活を夢見るベネらをクローズアップし、
彼らの成長していく様を60年代後半/70年代/70年代後半の3パートで綴ったバイオレンス作品。

 《 出演 》
アレッシャンドレ・ロドリゲス

 《 監督 》
フェルナンド・メイレレス, カチア・ルンジ



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映画「シティ・オブ・ゴッド」/ 日本公開2009年
みなさんは観ましたか?もの凄い衝撃を受けた作品でした。
監督は、実際に現地のスラム街で素人を募集してオーディションをし、
演技訓練を施し、一部の役柄を除き主要キャスト含めてすべて素人(200人)。
その存在感は演技力などと言う言葉では言い表せない迫力です!


強盗や殺人やクスリなど当たり前の生活です、
小さい子供でさえ簡単に銃を手に入れることができてしまう社会。
これはR-15指定の作品というのも納得してしまう作品です。
ちなみに第76回アカデミー賞において『シティ・オブ・ゴッド』は
監督賞(フェルナンド・メイレレス)、脚色賞、撮影賞、編集賞の
4部門にノミネートされました。


ブラジルのスラム街「ファベーラ」
作品のブラジルの「ファベーラ」と呼ばれるのはスラム(貧困地区)です。
ファベーラはブラジルの大都市の近くに必ずといって存在するスラム街。
そして、そのファベーラの中でもリオデジャネイロにある「シティ・オブ・ゴッド」
“神の街”と呼ばれる住宅街があるわけですが、その「シティ・オブ・ゴッド」の話を
「60年代後半」、「70年代」、「70年代後半」の3つの物語で構成された作品。