テレビで流れていたCMで何度か耳にするんですが
何のCMかは覚えてない…(笑)
もちろんこの曲、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画
『知りすぎていた男』(1956年)中でドリス・デイ(米国)が歌う曲。
余りにも有名なこの曲は、1956年のアカデミー歌曲賞を受賞しています。
この“ケ・セラ・セラ”、映画の中でも非常に効果的に使われていて
物語のラストへの重要な伏線にもなってます。
映画『知りすぎていた男』は、ヒッチコックが、イギリス時代の「暗殺者の家」を
自身でリメイクしたサスペンス・スリラーで
ヒチコックのクラッシック・サスペンスです。
この頃のヒッチコックは本作、「間違えられた男」「めまい」
「北北西に進路を取れ」「サイコ」「鳥」と傑作を
次々とものにしていく油の乗った時期ですね。
またサスペンス映画の王道を築きあげた作品の一つで、
何度見ていても、またいつ見ても面白いですし
ストーリも結末も判っていても観ちゃうんですね♪
ストーリー展開はさすがに時代的で、ノンビリと進んでいくんですが、
そこがまた現在のサスペンスとは違って古典的な面白さがあります。
《あらすじ》
当時仏領のモロッコへ息子連れで観光にきていたマッケナ一家は、
謎のフランス人ベルナール(ダニエル・ジェラン)と昵懇になるが、
スパイであった彼は「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉を残して暗殺される。
同時に息子が、一家に近寄っていたドレイトン夫妻一味によって誘拐されてしまう。
警察に頼る訳にもいかず、「アンブローズ・チャペル」という言葉を頼りに、
ロンドンに飛んだ夫妻は息子の捜索を開始するが、
要人暗殺という巨大な陰謀に飲み込まれていく…
キャスト
ジェームズ・ステュアート……ベン
ドリス・デイ……ジョー
ダニエル・ジェラン……ベルナール
ラルフ・トルーマン……ブキャナン警部
Doris Day/Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)
歌詞&日本語訳詩
Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)
When I was just a little girl
幼い少女だった頃
I asked my mother what will I be
私は将来何になるのってママに尋ねた
Will I be pretty, will I be rich
美しくなる? お金持ちになる?
Here's what she said to me
そうしたらママはこう答えたの
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
Whatever will be, will be
何事もなるようになるのよ
The future's not ours to see
未来のことなど予測できないわ
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
What will be, will be
自然の成り行き次第よ
When I grew up and fell in love
成長して恋に落ちて
I asked my sweetheart
恋人に尋ねた
What lies ahead
将来は何が待っているの?
Will we have rainbows day after day
日々虹に恵まれた生活を送るの?
Here's what my sweetheart said
そうしたら恋人はこう答えたの
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
Whatever will be, will be
何事もなるようになるのよ
The future's not ours to see
未来のことなど予測できないわ
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
What will be, will be
自然の成り行き次第よ
Now I have children of my own
今は子どもに恵まれて
They asked their mother, what will I be
子どもたちは自分は将来何になるのって私に尋ねるの
Will I be handdsome, will I be rich
美男子になるの?お金持ちになるの?
I tell them tenderly
だから私は優しく答えるの
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
Whatever will be, will be
自然の成り行き次第よ
The future's not ours to see
未来のことなど予測できないわ
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ
自然の成り行き次第よ
Que sera, sera
ケ・セラ・セラ