「誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろうか?」
音楽好きの心をくすぐる第一章のタイトル。
ミック・ジャガーは若い頃、
「45歳になって『サティスファクション』を
まだ歌っているくらいなら、死んだ方がましだ」
と豪語していたそうです。
それと同じで若い頃、
今の自分を想像出来なかった・・・
つまりミック・ジャガーを笑うことなど
誰も出来ないと……

この軽妙なエッセイ、
第一章にラヴィン・スプーンフルの音楽を
聴きながら走ることが描かれてます。
ラヴィン・スプーンフルを知らない人にとって
全く意味のない文章だと思いますが、
彼等を知る音楽フリークが読めば、
「やっぱりラヴィン・スプーンフル、いいなぁ~」
と共感を覚えてしまいます。

村上春樹氏は「デイ・ドリーム」と
「ハムズ・オブ・ザ・ラヴィン・スプーンフル」
をMDに入れて走ると書いてます。





neo's blog
『走ることについて語るときに僕の語ること』

村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」。

…なんだか少し哲学的なタイトル…
音楽好きで村上春樹の小説が大好きな人に



The Lovin Spoonful - Daydream (HQ)