最初にお断りしておきますが…

この手の話が苦手な人は、この先を読まないでください。

そしてもし、お読みになるなら、いくら恐ろしくても……途中で放り出さないでください…





舞台は、私が学生時代に所属していたサークルの部室…

友人の一人が、自分はどうも霊感があるらしいという話をしだした。

虫の知らせとか、予感とかそういったたわいもない話で、

私は半分上の空で聞いていたのだが、

隣で黙って私たちの話を聞いていた一人の後輩が、

珍しくまじめな顔で、こんなことを言い出した。

後輩 「…そういうことってあるんですよね」 
neo's blog
ぼく 「何が?」

後輩 「…霊感… 実は僕にもあるらしくて」

ぼく 「ん!?」

後輩 「あの、最近、身の回りで何か変わったことありませんでした?」

ぼく 「変わったことって?」

後輩 「‥‥足をけがしたとか、なんか痛いとか、そういうことありませんでした?」

ぼく 「‥‥いや、別にないけど…」

後輩 「先輩、お坊さんの知り合いとかいませんか?」

ぼく 「‥‥いや、いないよ」

後輩 「じゃあ、知り合いじゃなくてもいいですから、一度お祓い(おはらい)を

    してもらったほうがいいと思いますよ」

ぼく 「‥‥何で?」

後輩 「‥‥その…僕には見えるんですよ」

ぼく 「‥‥何が」

後輩 「先輩の足のところに……子供が…お祓いしてもらったほうがいいですって!
    その子供の名前までわかるんです…

ぼく 「‥‥名前??」

後輩 「‥‥はい」

ぼく 「‥‥な、なんて言うだい?」

後輩 「…ひ……」

ぼく 「‥‥ひ??」





‥‥ひざ小僧



※その後に起きた悲惨な出来事は、ここには書かないことにしておこう(笑)