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   最近、クイズ番組でも、なぜか漢字ブームですね
   漢字の起源は、今から三千三百年前(約紀元前1300年)の中国、
   殷王朝の時代とされています
   あまり漢字の起源について書いても面白くないわけで・・・(笑)
   そんな例をいくつか・・・

例えば『賢』
   古い字形では『貝』のない形だったようですが、
   これは目(臣)を手(又)で刺す様をかたどったもの。
   古代中国では多才な人間の目を潰し、神に仕える奴隷(臣)としたそうです。
   ゆえに“賢い”と。

   次は、もう有名な話ですが

『道』…という字になぜ『首』が入ると思いますか?
   実は異族の生首で外界の地を祓い清めたもの、それが『道』というわけです。
   その生首を手(寸)で持って道を切り開くさまが『導』。
   魔よけとして逆さの生首(県)を木(系)に吊しておくのは
   『懸ける』の元の字である『縣』です

『幸』…手械(てかせ)をかたどった文字なんです。
    それがどうして幸せかというと、死刑を免れて手かせで済んだから」
    そりゃ目潰しや打ち首よりはマシですけども…。

『童』・・・もと、目を刃物で突きぬいて見えなくした男の奴隷。 また、男の罪人を奴隷としたもの。

『荒』・・・草原に打ち捨てられた死体に、髪の毛が残っている様子

『服』・・・つくりは、ひざまついている人を後ろから手で押さえている姿で、
    屈服させること/用例として、屈服、服役、服従、敬服、降服(降伏)

『伏』・・・地中の魔を払うため、墓室の棺の下にイケニエの人と犬を埋めること。

『美』・・・上が「羊」で下が「大」、つまり「大きい羊」
     殷王朝時代、大きくて立派な羊を生贄に捧げていたことから来た漢字。

『数』・・・婦人や少女などの女達を
    縄でじゅずつなぎにして、戦利品として連行するさまを表している。
    数に女が含まれているのは、古代戦争のなごり

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