どうも、ゆるゆる婚活中の祐里です。
1コ前の記事に少し書いたのですが、
私は以前、ブラック企業に勤めていました。
そこでは、「裁量労働制」という制度が導入されていて、
勤務時間は決まってないから、自分の裁量で仕事できます。
でも、給料は固定。残業代出ません。
早く仕事が終われば、早く帰れます。
ってことだったんですけど、入社してみたら、
長時間労働でしかなかった!
しかも、安月給。
ボーナスも微々たるもの。。
毎日、22時~24時に帰ることが常態化していました。
休日は、月に4日ほどしか取れず、
そのうえ、月の後半2週間はぶっ続けで働いていました。
同期は入社3日目に1人辞め、
1か月で2人辞め、
半年で半分くらいになったような気がします。
会社の風土はゴリゴリの体育会系で、
仕事が遅い!デキが悪い!と怒られ、
ミスすると、徹底的に責められました。
「ミーティングで意見を言わないやつは仕事してない」と罵られたことも。
だんだん、どうしたら怒られないかという、非生産的な心理に陥り、クリエイティブな意欲なんてゼロです。
体も心も疲れ果て、毎日、仕事を辞めたいと思いながら、どうにか出勤していたっけ。
それでも、なぜ、すぐに辞めなかったのかというと、
「すぐに辞めたら、転職しにくいっていうし」
「せめて3年は頑張らないと」
「私が辞めたら、人が減って周りの人に迷惑がかかる」
そんな葛藤を抱えながら、働いていました。
結局、どうにもこうにも我慢できなくなり、
2年7か月で辞めました。
急に、今月で辞めたいと言ったので、
上司には「おまえとは、次に会ったとき、笑顔で会えない」と捨て台詞を吐かれました。
今、振り返ると、めっちゃ腹立つ言葉で、忘れはしませんが、当時は辞める喜びが勝っていたので、どうでも良かったです。
辞めた次の日、
とっっっっっても心が軽くなったのは今でも忘れません。
とてつもない、解放感!
もう、しごとのこと、考えなくていいんだ。
辞めてよかった~!!
そう、心底思いました。
辞めることを思い留まらせていた理由も、実際に辞めたら、全然問題なかったです。
「すぐに辞めたら、転職しにくいかも」
→辞める前に転職活動したら、運よく一発で受かった
「せめて3年は頑張らないと」
→2年7か月だけど、転職先決まった
最低限のスキルは身につけられた
「私が辞めたら、人が減って周りの人に迷惑がかかる」
→辞めて離れたら、まったく気にならなかった(もう関係ないから)
同期が後任になり、だれか抜けても埋められるのが組織だと悟った
だからですね、つまり、
ブラック企業で我慢しながら働いている人には、
いま、辞めても全然問題ないよ!と言いたいです。
ニュースで、電通や劇団四季の過重労働の問題を見聞きしたとき、とても心が痛みました。
そこで働き続けなければいけない理由なんてないんです。
自分を犠牲にして働いていると、ここしか生きる道がないように思いがちですが、思い切って辞めてみたら、世の中には無数に働く場があり、自由な働き方すらあることに気づきました。(当たり前だけど)
働き方や働く場にしんどさを感じ始めたとき、
人生を考え直すタイミングなのかも。
(自分で書いていて、自分にもグッときている)
世界は、のびやかな方向にシフトしているらいしので、
無理ないように生きていきたいですよね~。