今の部署になってからは、普段から携帯はロッカーに入れておくようにしてる。
でもちょうど一週間前の今日は、あの人から連絡が来るかも知れないって、そんな期待半分で、携帯をポケットに入れて仕事をしてた。
夜の7時。
携帯のバイブがなって、ディスプレイにはあの人の名前。
ケンカしたのも、
仕事中なのも忘れて、思わず電話に出る。
『仕事中、ごめん』
ちょっと驚いた感じで聞こえたあなたの声。
『今日、帰れる。今から最終の新幹線で帰るから』
仕事、大変なのに。
そう思いながらも、凄く気持ちが明るくなって、どうしようもなく嬉しくなった。
呆れるくらいわがままで、どうしようもない私。
会いたいって私のわがままなのに、会ってあなたが言ってくれたのが、
『俺も会いたいから、帰ってきたの。だからおあいこ!』
笑いながら言ってくれるあなたには、ほんとに甘えてばかりだよね。
でもほんと、あなたがそう言ってくれるなら、私もそう思うことにする。
あなたの言葉に、またちょっと甘えさせてね。
『じゃあ…おあいこ、ね』
『大好きだよ』
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