本 今日の読み聞かせ

木曜日は小学校で読み聞かせをしています。
その備忘録です。

(2学期最後の読み聞かせでした)



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稼ぎの悪い旦那さん。


「そんなんだったら豆腐の角に
頭をぶつけて死んでしまいな!」と

奥さんに言われる始末。



「あーあ。できることなら死んでしまいたいよ…」

とつぶやいたら



目の前に現れたのは「死神」。




その死神、
「明日から死神が見えるようになるから医者になれ」という。



なんでも、
病人の枕元に死神がいたら、もう助からないが、

足元にいる死神なら呪文を唱えれば、死神は消えて
助かるという。




教わった通りにすると、

あら不思議、病人はすっかり元気に。




すっかりお金持ちになった旦那さん、
調子に乗って散財し、またまた貧乏に。






出会うのは枕元にいる死神ばかりで
お金も稼げない。



困った旦那さん、

ある日、悪知恵を思いつく。




死神は騙せたけど…





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落語では有名な噺ですよね。




もう20年くらい前かなあ?


国立劇場でやった春風亭小朝さんの独演会で

トリがこの「死神」でした。

舞台いっぱいにロウソクが立ってて。





そう、このお話、

最後、死神に
人々の寿命がわかる無数のロウソクが灯っている場所に
連れていかれるのです。




もう、このシーンだけでもゾクゾクしますよね。






旦那さんが悪知恵を働かせる場面も
見せ所の一つ。



ワタシの技量では
落語のようには演じ分けられませんが

そこは絵本。



落語噺の持つ独特な世界観と
味わい深い木版画の絵の力で

けっこう聞き入っていたように思います。






さて、気になる”落ち”は?


落語を聞いて確かめてくださいね。



本『らくごえほん しにがみさん』 教育画劇  野村たかあき 作・絵





聞いてもらったのは…   小学5年生
時間…          10分
読みやすさ…       ★★☆ (3点満点)

読んでみて…


ベースが落語なので、「旦那さんと奥さん」「死神と旦那さん」というように
「  」(かっこ)付きのセリフではないのだけど、
文中で役の振り分けがあるので、初見では難しいと思います。



やっぱり落語で聞くほうが何百倍も面白いと思うのね。


なので、読む前に
「落語のようにはいかないけど、有名な話なので
「こういう話なんだ」とわかってもらえればいい」と話しました。


将来、どこかのタイミングでこの落語を聞いたときに、

「なんとなく、どこかで聞いた話だなあ」
「そんな絵本があったなあ」と

思い出してくれれば嬉しいなと思って読みました。