◯◯味豆乳、何が好き?


神戸製鋼のデータ改ざん問題。


国内だけでなく、世界中に影響を及ぼしそう。


数年前、東洋ゴムが同じ様に、製品の強度データの改ざんでリコールが起き、多額の賠償金を支払う結果となった。


改ざんでコストを抑えたのかも知れないが、それで得た利益と発覚した時の負債の天秤は、考えなくても結果は見える。


利益が目的ではないのかも知れない。


作業工程の見直しや、納期の問題、ある程度の強度は保たれている事で、規格認定基準値を正しく測定するのが、ただ煩わしかったのか。


大手企業での不正発覚が相次いで起きているが、実はこうしたことは珍しい事ではないのかも知れない。


日本の物造りは、世界中から信頼を得ているが、世界は無頓着なところが往々にしてあり、使用していて必要なレベルを越えていれば、本来取得しているはずの性能基準を下回っていても、気にしないのかも知れない。


工業製品の製造は、使用目的の限界ギリギリの強度基準で製造される事はなく、必ず安全係数を掛けて、使用限界の二割から三割程度、基準値を上回る様に設計される。


用途によっては、五割増し等も普通にある。


工業規格を取得するために、試験データを認定機関へ提出し、審査の後規格認定を受ける。


認定機関も実証検分を全て行う訳ではないだろう。


社会規範等、企業の良心的部分を信用し、不正行為のある資料が提出される事など想定していないと思う。


そこにつけこんでというより、悪意のある不正ではなく、これぐらいなら大丈夫だろ程度の認識で、申請してしまうのか?


そうした事が、高度経済成長期から行われて来ていれば日本の安全神話は、本当に神話になってしまうだろう。




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