ベランダのトマトが4つできています。下の1つが赤くなってきたので、採りました。
どなたかが、桃の様に色っぽいと書かれていましたが、その表現、よくわかります。
トマトの高さは私の背丈を超えましたが、実は3枝に合計8個付いただけです。2本に枝分かれしていましたので、実を収穫したあとの1本は切り詰めました。今、下の方から脇芽がでてきていますが、もう少し上の脇芽を生かした方がいいのでしょうか?
茨城ファームさんのアドバイスでは、新しい種を蒔いた方がいいということでしたが、もう一度やり直すのは待ち遠しいので、脇芽を伸ばそうと思います。
切り詰めたピーマンも花芽が付いてきました。でも、中央の新しい葉が縮れているので、また枯れるのかと心配です。
キュウリも切り詰めたら脇芽がでてきて、6本程小さなキュウリができましたが、枯れてきたものもあります。残念。
このキュウリは大きく育ってくれるかしら?
茨城ファームさんから「根腐れ」という言葉を教わりました。ナスが大きくならないのは、そのせいかもしれません。
私のマンションのベランダと隣のマンションのベランダは向かい合っていて、向かいの方も熱心にベランダで緑を育てていらっしゃいます。彼はたいてい午前6時過ぎから手入れを始め、私はもう少し遅くベランダに出るのですが、たまに同じ時間にベランダに出ることがあります。
私が彼に挨拶をしようかなと目を向けても、彼は決してこちらを見ません。そのうち、彼はさりげなく部屋に入ってしまいます。
冬の間、私はベランダには何も植えていなかったのですが、春先に苗を買ってきた時、彼もベランダに居たので、思い切って「おはようございます!」と声をかけました。
ベランダは大きな道には面していないんですが、それでも聞こえてくる車の騒音にかき消されたのか、彼の耳が遠いのか、私の声が小さかったのか、それとも思ったより距離があるのか、彼は気づいてくれませんでした。
絶対にこちらを見ないんだもの。
それからはまた、お互いに相手がベランダに出てきた時にはさりげなく部屋に戻るという淋しい関係が続きましたが、今は手摺の上のネットに這わせたゴーヤが緑のカーテンになってくれているので、お互いの姿を気にしなくてもよくなりました。
隣のマンションは来年の12月までには全員退去し、建て替え工事が始まるそうです。もうかれこれ10年位前から、立ち退き、立ち退き、と言われていますが、建て替えにはいろいろ問題があるそうで、延び延びになっています。
あまり大きな敷地でもないのに、27、8階のマンションを建てようとしています。昔なら、面積が増えた分を売却して工事費の足しにすれば、少しの持ち出して新築マンションを手に入れることができました。
けれども今は工事費も高騰しているし、タワーマンションの周りには樹を植えたりするスペースも必要なので、現在60㎡の部屋に住んでいる人は、追加のお金を払わない場合、新築時は半分の30㎡の広さの部屋しか手に入らないそうです。
古くても便利な場所なので、改修して使った方がいいのでは、と考え始めている人もいますが、すでに管理組合の総会で、建て替えの採決をしているので、デバロッパーとの関係もあり、いまさらやめるわけにはいかないとか。
もし建て替えが始まれば、私のベランダ側はうるさくなるんだろうな、と憂鬱です。でも、この調子では、建て替えはもっと先に延びるんじゃないかな、と工事の遅れを期待している隣人です。