今日は英会話へ。
やっぱり先生の声が聞き取れません。何をしようとしているのか、何を言わんとされているのかは分かるのですが、聞き取れません。
「何となくわかる」といういい加減さ。生徒の声も聞き取れないことがありました。これまでもこんなことあったっけ?ただ今日のラジカセの英語はだけは短かったので聞き取れました。
昨年浸潤性中耳炎になった時に聴力を調べたら、少し落ちていると言われましたが、それがトラウマになっているのか?
そう言えば、昨年11月の誕生月健診では135/82だった血圧が、昨日は150/90をそれぞれ超えていたからか、今日はなんだか疲労感を覚えました。これも自己暗示にかかったのかな?
英会話の後、図書館に本の返却に行きました。バスを降りると午後2時ごろだったので、お腹が空いて急にラーメンが食べたくなりました。お店で食べるのはもう何年振りってくらい久しぶり。近くのお気に入りのラーメン屋さんに一人で入りました。
そして、お昼のセットを注文しました。結構なお味と量でございました。(笑)また行きたい。
図書館のそばの歩道の横にきれいなお花が。バラ科のシジミバナとSiriが申しております。
しかし、この道の植樹はいつもボウボウと伸びっぱなし。都の剪定係の方、きれいにお願いしますよ。
夕方からはマンションの管理組合の理事会。帰宅してからようやくブログを書いています。
最近、本を3冊読みました。
「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(佐藤愛子・著)
私はエッセイはあまり好きではないのですが、この方の本はすんなり、気持ちよく読めました。押しつけがましさが無くて、共感できました。
やはり、高齢になると、体の不調がたびたび起きるようで、突然の体調不良の話も多いです。なるほど、これからの私の参考になります。面白かったのは、日本の首相と海外の首相を比べたところ。
「小さなマスク」
コロナが蔓延し始めた時、イタリアのカンパニア州の知事は大学生らが卒業祝いのパーティをしたと知るとこういって怒った。「火炎放射器をもって国家治安警察隊を送るぞ!」と。
また、グアルド・タディーノという市の市長はこうだ。「家にいろ!人が死んでいるのがわからないのか?一日400人以上が死んでいるんだぞ!死んでいるんだぞ!(くり返し2回)。全員クソだ!バカばっかりだ!バカ者どもめ!外に出る愚行をやめろ!!」
また、別の市長は美容院へ行っているお客をみて憤激した。「いくらヘアスタイルがきれいになっても、棺桶に入ったら誰も見やしないんだぞ」!(中略)イタリアの国民性なのかどうかは知らないが、痛快極まりない怒り方ではないか。
一方我が国の首相はどうか。「どうか、国民の皆さんにおかれましては現在の状況をご理解いただいて、不要不急の外出はくれぐれも控えてくださるようお願いいたします」
(中略)「国民の皆様お一人お一人が強い意志を持って可能な限りの努力を重ねて下さったその成果であります。協力して下さった全ての国民の皆様に心から感謝申し上げます」
(中略)ああ、首相は首相なりに一生懸命頑張っておられるのだ。あの小さなマスク、その下からニュウと出ているあの顎。哀愁漂う孤独な顔。あれをみると首相の悪口など、私は言えなくなる。
「釈然としない話」
(前略)森さんは会議で時間がかかるから、女を参加させるのはやめる、とはいっていない。しかし、女性のいる会議の時に「女がしゃべると期間がかかるなァ」と、感じることは何度かあったのかもしれない。その感じ方がいけないと怒られても、実際に感じたものはしょうがない。美味しいと評判のラーメンを、不味いという人が居たからといって、けしからんと怒ったりはできないのと同じである。・・・なにゆえ、これしきのことがこんなに大騒ぎになるのだろう?
(中略)憲兵はいないが、それよりも厄介なのはしたり顔のメディアが権威(のようなもの)を持つようになっていて、そしてその背後に大衆の津波のような力が控えていて、お互い分かり合った同じ仲間だと思っていると、一瞬にして風向きが変わって押し寄せる大波に飲み込まれてしまう。
森さんは辞任した。そして1ヶ月経った。私はまだ釈然としない。森さんのために釈然としないのではない。この国の知性に対して釈然としないのである。
私も全く同感です。今の日本はこんな状態なので、結局失言しない岸田首相が全く面白みのない、書かれたことをただ読むような答弁しかできなくなっているんだなあ、と思います。それにしても、98歳でこんな物を書けるなんてすごいですね。
疲れたので、続きはまた明日に。今日はぐっすり眠れそうです。